四国・九州を抜けて 03年バイク旅


いまから10年前、2003年は梅雨の明けなかった年でした。

東京最後の年。海やプールや夏らしいことを満喫したかったのですが、とにかく天候とともにモヤモヤが続いた夏となり、、旅に出る準備をしていても夏が欲しくてジリジリと焼ける灼熱の太陽を求めたくって、スタートと同時に沖縄を目指しました。

ですので割とそこまでの旅は足早に淡白に進めてしまった印象でしたが、雑な日記を読み返しながら地図を眺めていると・・10年前とはいえ結構鮮明に記憶が蘇ってくるものです。 旅人の利点は脳内ドライブ、脳内ツーリングができること。その経験が、別荘Naviの仕事に活かせているのですよ。

前回の記憶。 


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15日。
蓄積した疲れも快適な宿泊環境と清涼な空気のおかげでよく眠れて抜け、9:50分出発。
今日の目的は愛媛の道後温泉に寄って、伊予の友人宅にお世話になる事。明確な予定が決まっているのでペースも掴みやすく気持ちが楽になります。東津野川林道に乗り、カルストとはなんぞや??の解決に、四国カルスト大地を目指してみる。平地続きだった四国も高知と愛媛の県境には立派な山が連なり高原の山道をくねくねと登っていきます。なんと言うか深すぎないミニチュア山脈みたいな、信州人からすると安心感のある適度な山道でした。
11時、天狗高原到着。 
ええと、四国カルストは 海底火山の山頂に珊瑚礁がたまり、それが地上に上がり大陸プレートの変動で粉々に裂けて残った岩が白くむき出しになっている・・感じです。まだ夏の深緑がかった高原の大地に異様な姿で突き出すソレは、大地に突き刺さった骨の風化のようにも見えました。爽やかな時間帯の見学で良かった・・夕暮れ時そんなこと考えながらだと涙でちゃいます。

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この後、天狗高原から五段高原、姫鶴平、地芳峠と続く5kmちょっとの尾根道・・・これは最高の景色!最高の気分で駆け続けられました。こんなところで壮大な放牧もあって、尾根ライドマニアになってしまいそうな位気に入ったルートになりました。また走りたいな。。 頂上を抜けてから愛媛の麓までは、エンジンoffのニュートラルに入れて滑るように下っていきました。節約術です。
14:30分、道後温泉着。

9-15-9道後温泉
3000年前から存在する、日本最古の温泉です。温泉街はさほど広くないのですが薫る雰囲気がとても良い。今日は椿の湯 を選び、無味無臭な湯ながら身体中から汗が噴き出て全身が解れた良い温泉をゆっくり堪能しました。
明日も来ようと街のアーケードを散策し、友人宅へと移動。 この日は・・阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた記念すべき夜ともなりました。根っからのトラキチの友人家族と大盛り上がりの夜を過ごしました。

16日。
興奮と環境の違いに余り寝付けなかったので、ゆっくりと起きて昼前から行動。
松山や周辺に出かけ、夕方に道後温泉。今日は 道後温泉本館です。
かっこいい・・・東の湯・西の湯と浸かり、その後に過ごした湯上がりの休憩所がとにかく素晴らしかった。
通常入浴の320円に、浴衣お茶お菓子付きで+320円。味のある古き良き建築は造りものにない本物感が漂い、本当に万葉集の時代にタイムスリップ出来たかのような非日常感を味わえます。長旅をしていると特に感動が深いかも、好きになりました。
9-16-3.jpg

夜も昨夜に続き楽しい時間を過ごし、就寝。。

17日。
ゆっくり起きて荷造りをし、世話になった挨拶をしてバイクに乗り込む。ちょっと寂しい・・
11:10分出発。 今日は三崎港より九州別府へ上陸予定、楽しみ。天気もよく時間もあるので四国最西端の佐田岬 へ。途中の伊予ジュースや名物のじゃこ天、じゃこカツも旨かったなぁ。
14:30分最西端の灯台に到着。爽やかな潮風をこの旅初めて受けました。山風とはまた違うロマンや美しさがあるなあ。。TVニュースの取材受けた。
三崎に戻りフェリーチケット購入し、漁港の雰囲気を散歩して、16:30分出港。

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18:50分別府港へ。
港が近づくに連れ、夕暮れの中に浮かんでくる別府温泉の夜景が妖艶に映りました。幻想的であり妖艶な・・昭和な印象、初の九州の大地に踏み入れる興奮もあったのでしょう、未知との遭遇は刺激的でした。
もうすっかり暗いけど、特に予定決めていません。まずは街をぐるりとドライブしてみて、大正風建築という響きにつられ、駅前高等温泉 という所に行ってみる。わ、大広間雑魚寝で1500円で泊まれるじゃん!野宿のつもりが嬉しい誤算、縁のものと思いチェックインを済ませました。
時間があるのでコインランドリーを探しながら地元のスーパーの見切り品をお腹に詰め込んで、もう一度妖艶な温泉街をぐるぐると散歩し、古くかっこいい宿に戻り湯につかって寝ました。

9-17-5別府
この、竹瓦温泉の砂風呂もいつか・・。

18日。
早めに出発。 湯布院行ってみよう。
R218号で地獄方面をぐるっと走る。わあ、なんかすげー 温泉の色がすごい 雰囲気が異様だ。寄れなかったけどいつかじっくり寄ってみたい所。 R11号で由布岳の脇を気持ちよく駆け抜けて、9時半頃 湯布院界隈へ
湯とアートの町なのかー。 信州小布施のような町並みの統一感がある美しい落ち着いた町です。 迷うもクアージュゆふいんへ。わ、悪くないんだけど近代的でもっと情緒あるところを選べば良かったと後悔。。
湯を出て散策しながら、この地の名物「だんご汁」 を食す。豚汁風で長くひらべったいモチ状のだんご?太いほうとうのような麺をもちもちとちぎり咬みながら食します。味は好き。郷土料理には優しさがあります。この頃は旅のせいか自然で澄んだ我が心がそう思わせるのか、何を食しても感動的に旨く感じていました。
12:30分 湯布院を発つ。
水分峠から、R11号の やまなみハイウェイに入ります。
ここはツーリングのメッカ、九州ツーリングのハイライト、国内有数のライディングロードの一つです。来れて嬉しい! 暑すぎず涼しくない日差しの柔らかな最高の気候、雄大な自然の風景の中を、駆ける駆ける登って下り飛ばし抑えて曲がり走る・・駆ける駆けるー・・ いつしかアスファルトを舐めるように滑るジェットコースターのごとく、爽快にハイウェイを先へ先へ延々と乗り越えて行く・・ 映画のエンドロールの脇の映像みたいなのが脳内駆け巡っていました。


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どのくらい走ったろうか、ふと、本田技研熊本工場のことを思い出す。前職でお世話になった会社であり、自分の好きなバイク達が生産されている拠点でもある。思い立ったら行動で、足を向き直し訪ねてみました。15時到着。

9-18-10.jpg
嬉しかったなぁ。なんだか挨拶したい心境だったのですが、控えて玄関で記念写真。
熊本の夜は楽しいだろうなあ、とそのまま熊本泊を検討していると、ニュースで台風接近の情報が。

台風だけは、ダメです。
バイカーにとっては致命的、そして沖縄へバイクで渡るスケジュールが大幅にずれるようだとこのあと向かう北海道や今後の旅に支障が出てしまう。


編集中
もう次項にしよう。



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さくらい・かるいざわ

Author:さくらい・かるいざわ

ようこそ 『軽井沢に暮らす~遊楽山荘~』へ。
ここでは、軽井沢の別荘で暮らしてきた自分の体験から 遊びや楽しみ方美しさ素晴らしさを感じられる 「きっかけ」になれればと、 また離れた地からも身近に感じてもらえるよう 軽井沢のふつうの日常姿を気負わず緩めな発信で続けていきます。

仕事を通じて知り合った方々との、その後の繋がりを大切にしたい。 別荘ライフ軽井沢暮らしを始められた方々との交流の場にしたいと始めたものですから、気軽に相談やコメント頂けると嬉しいです。

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