薪ストーブ選び2 ヨツール/モルソー/スキャン
続きまして、北欧製のストーブ紹介です。
鋳鉄工場などからの開業ですので、鋳物の質がとても高い事と
飽きのこないモダンシンプルさが北欧製品の特徴でもあります。
では。
【 JOTUL 】 (ヨツール・ノルウェー)
http://www.jotul.co.jp/
代理店:いろいろ
ノルウェーでも最も古い生産工場から誕生した、1853年創業の
ストーブ界の老舗メーカーです。
また老舗ではありますがここ10数年で国際的なネットワークを
再構築され、アメリカ・フランス・イギリスに子会社を置き、
世界40カ国に輸入業者のネットワークを構築されています。
スタンダードシンプルなデザインの商品を扱いつつ、時代に沿った
デザインにも特化した新しい商品開発にも積極的。革新的フォルム
の縦型ストーブのラインナップも充実しています。
◆クラシックライン F400


最大熱出量:9030kcal 最大暖房面積:115平米(35坪)
燃焼効率:84% 薪長さ:50cm 重量:170kg 鋳鉄製
燃焼方式:輻射式
価格:430,000円+Tax エナメルは50万と、55万円
このクラシックラインは 90kgのF100から、200kgのF600まで
暖房面積やお部屋の雰囲気に合わせラインナップされています。
少しリビング広めの家ではF500もお勧めですよ。
ゴシックアーチのガラス扉が特徴。近年オーロラの炎を楽しむ
ために格子の外れたタイプも出てきていますが、やっぱりこの
アーチをみてヨツールだなあと感じますのであるタイプの方が
何となく好きです。
「 寿命の長い製品で、世代を問わず皆に愛される製品を 」
との基本理念のもと、作り込みすぎずスマートでかっこいい。
商品一覧はこちらです。モダンもクラシックもいいですね。
http://www.jotul.co.jp/cnt/products_01.html
6種類の暖かさ も頷けます。
北欧デザインにはよくマッチするお勧めのストーブです。
【 morso 】 (モルソー・デンマーク)
http://www.shingu-shoko.co.jp/~adrsn-stove/products/morso/
代理店:新宮商行
こちらも150年以上の歴史を誇るストーブメーカーです。
19世紀から20世紀の節目の頃、モルソーは教会や学校、鉄道や
省庁など公共建築物に精力的に暖房システムを供給し始めました。
1969年にはデンマーク王室御用達に格上げされる等、国を代表
する国民に愛されるメーカーであります。
◆3600シリーズ


最大熱出量:12,040kcal 最大暖房面積:210平米(63.5坪)
燃焼効率:75.6% 薪長さ:58cm 重量:195kg 鋳鉄製
燃焼方式:輻射式
価格:530,000円+tax
このタイプは北米市場向けに開発された最大燃焼室ストーブです。
最小の燃焼技術が採用されているほか、観音開きの正面以外にも
側面から60cmまでの薪を投入できるサイドローディングドアも
日常使いには便利ですね。 全体的には小降りのタイプが多い
モルソーのなかではやや特徴が薄らぐフォルムかもしれませんが
熱量・暖房面積の大きさからも実用性良いモデルと言えます。
◆2100シリーズ


最大熱出量:6,880kcal 最大暖房面積:120平米(36坪)
燃焼効率:76% 薪長さ:40cm 重量:135kg 鋳鉄製
燃焼方式:輻射式の対流タイプ(複合と呼んでいいのでは)
価格:350,000円+Tax
観音開き姿と側面の栗鼠とオークの葉のレリーフが象徴で、
モルソーらしいモデルだと思います。
デンマークのメーカーですが、このシリーズはイギリスの
QueensburyHuntLevien社がデザインされた創作品となります。
サイズの割に燃焼室が広く、長めの薪が投入できる実用性と共に
「クッキング」が楽しめるのも魅力です。
ゴトクを置いてパエリアパンを置けばピザも焼けますし、お肉や
ホイルの蒸し焼きなんかも十分楽しめましたよ。
小振りなストーブ情報としては、同カテゴリ内のこちらで以前紹介
していますのでそちらも参考にしてみて下さいね。
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-663.html
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もうひとつ追加
【 SCAN 】 (スキャン・デンマーク)
http://www.shingu-shoko.co.jp/~adrsn-stove/products/scan/
代理店:新宮商行
1978年創業のスキャン。シンプルでなめらかなフォルムはデザイン性と
機能性に優れたデニッシュモダンのしるしであります。
デザイン性に富みつつ機能性であるという印象ですね。
◆CI-10GLCB

![img_01[1]](http://blog-imgs-57.fc2.com/s/a/k/sakuraikaruizawa/20130327114324715s.jpg)
最大熱出量:9,460kcal 最大暖房面積:150平米(45坪)
燃焼効率:79% 薪長さ:50cm 重量:140kg 鋳鉄製
燃焼方式:輻射式
価格:390,000円+Tax
親しい友人宅、お客さんだった方の新居にもこちらが入っていました。
前面ガラスが大きく美しい炎のゆらめきを楽しめる観賞用&実用性の
バランスの良いモデルです。「ヒーティングファニチャー」を最も意識
した眺める要素が高いモデルにつき、奥行がやや浅く寝る前などに多
く詰め込んで朝まで起き火がチラチラという使い方には向きませんが、
洗練されたデザインの建物にはよく合うと思います。
スキャンのラインナップ一覧です。
http://www.shingu-shoko.co.jp/~adrsn-stove/products/scan/list/
縦型デザインのものも、サブストーブとしてセカンドリビングや寝室に
置いてみては如何でしょうか。
ではでは、次回に続きます。

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個人的には次に紹介しますドブレがわずかの差で好きです。
ピキャンも具体的に検討していましたのでお勧めしたいです。
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