信濃追分文化磁場 油やさん
![2_sepia_500[1]](http://blog-imgs-51.fc2.com/s/a/k/sakuraikaruizawa/20120815124305c9cs.jpg)
追分宿の中にひっそりと佇んでいた油屋旅館。
中山道・追分宿で脇本陣をつとめたとても由緒ある旅館でした。
堀辰夫・立原道造はじめ、多くの文豪に愛され執筆に利用された
宿でもあり、多くの作品の舞台としてご記憶のファンも多いと
思われます。
2007年春から(だったかな?)休業中でありましたが、
2012年夏、新たな想いを吹き込まれ
なんとも素敵に再生されております。
【 信濃追分文化磁場 油や 】
http://aburaya-project.com/

先日、接客中に お客さんと共に覗かせていただきました。
嗚呼、外観撮影するの 忘れちゃった。
雰囲気のみ 一部だけ。






「 油や回廊 」
http://aburaya-project.com/kairou/
10のスペースと猫町珈琲店。
なんというか、空間に深みを感じる分、作品に魂が宿ったかのような
存在感があったように・・思えてしまいました。
いや、あったのでしょう。
そして猫町珈琲店の雰囲気の良さったら。
望月のYushi-Cafe

に通づるような 新しいのだけど古く、日本人の郷里に響くような
懐かしくも心地よい そんな空間に映りました。
週末限定らしいのですが、オープンの際にまた訪れてみたいです。
写真は控えましたが、
2階にあります 宿泊のできる5室の客室と、
「 聖地 」 とファンに呼ばれている 堀辰夫・立原道造の部屋も拝見。
350年を超える大変に歴史ある建築なのですが、風水学も取り入れた
であろう建物内は 留まらない濁らない 何とも良い空気が自然と流れ、
そのまま昭和の時間すらもゆっくりと流してくれるかのような
ノスタルジックな そして居心地の良い空気に包まれておりました。
なんだろうなあ 本物感 なのでしょうか。
客人の旅の疲れを癒してきた歴史が沁みついた宿ですもの、
立派な柱や部材からも 何かリラックスをさせてくれる力が優しく
にじみ出ているような気さえ していました。
この油やさんの再生に尽力くださった方々の 「 油やプロジェクト 」
歴史ある油屋旅館の保全・有効活用をすることで追分地区の町おこし
となることを使命とした社会的な活動のようです。
文化的活動の拠点、さまざまな文化事業を通じての大人の町・軽井沢
の新たな掘り起こしにも取り組まれるとのこと、
軽井沢の中でも特に文化的な地域でありますので、
追分地区の魅力増加をとても期待しています。
出来ることがありましたら協力していきたいと思います。
追分地区は比較的混雑が緩和されています。
まだまだ穴場なこちらの油やさん、
追分宿の散策と共に 訪れてみて下さいね


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素泊まり5250円
この雰囲気を宿場町ごと味わうにはとても魅力的。
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