薪ストーブの点火式
薪ストーブが恋しい季節に近付いてきました

既にご利用の方もいらっしゃると思いますが、
皆さん初めてストーブに火を灯した時の事 覚えてますか?
如何でしたか? そして、慣れてきた頃に思うように炎の揺らめきを
調整できるようになった時のこと 覚えていますか??
焼き芋をホイルにくるんで放り込んだときのこと、上にダッチオーブンや
ルク・ルーゼの鍋を置いて煮込み料理を作った時のこと・・
きっと、さほど意識せずとも 当たり前のように冬の住宅&別荘暮らしに
溶け込んでいるのではないでしょうか。
最初のインパクトも残りますが、ストーブの効能を感じ始めた頃に、
パーっと視界が開けたような湧いてくる喜びがあったことを想い出しました。
初めは 「 オブジェ 」 かな。 でも薪ストーブは入れておこう。
結果、今では無くてはならないものとなったお宅を数多く見てきました。
薪ストーブ いいですよ。 迷いながらもその言葉によって叶えて下さり、
現在薪ストーブライフを愉しんでおられる方々は どうでしょう、
「 ゆとり 」 も同時に得られたのではないでしょうか。
喜んでいただけるきっかけになれたこと とても嬉しいです

さて今シーズンに建築を叶えられた方、ストーブ付き別荘を購入された方、
薪ストーブを入れ直した方などなど 数組の 【 薪ストーブ点火式 】 に
立ち会わせていただきました。
(嗚呼、最初の感動的な写真がどこかに消えてしまった

とあるお宅の新品ストーブの点火式の様子。
新品は神聖なものですから、設置下さった業者さんや建築屋さんに委ねます。
この場に立ち会えたことも喜びです。 使い方、覚えておこうと見入ってます。

基本は焚き火と一緒です。
上昇気流となって炎が燃え上がるよう、空気の通り道を確保しながら細い順に
組み上げてゆきます。 平社員ー係長ー課長ー部長ー社長さんサイズの薪を
慣れてきたら準備をして使い分けてください。
同カテゴリ内に こんな着火方法も記録してありますので参考にどうぞ


点火! 初々しい・・ コーティング塗料の薫りがほんのり漂います。

後はダンパーと表扉の開閉で空気量を調整しながら薪の着火状態を見て、
徐々に太い丸太をいれてゆけばOKです

何気なく見つめていれば毎度の作業ですけれど、
様々な想いがあるなかで縁ある土地と 建築との出会いがあって、
これから何十年と続くであろう別荘ライフの 「軽井沢らしさ」 の一歩目である灯に
立ち会えたことを・・・
後に美味しい手料理を頂きながら、薪が爆ぜる音に耳を傾けつつ
鼻の奥がツンと刺激される想いでちょっと何かをこらえておりました。
いい ご縁だったなあ 。

そんな想いを毎年各所で感じられるこの仕事 大好きであります。
まだまだこれからの方もいらっしゃるでしょうから、
必要でしたらコツを教えに(遊びに)伺いますからご一報下さいね。
(焚き火の着火も同じ要領です。週末少し薪をお持ちします○○さん)
今年も愉しい薪ストーブライフを!


たまーにくりっく
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