初秋の植物たち
「秋らしく」なってきたと感じていたのも束の間、
ず、ずいぶんと最低気温が下がってきました。
朝方などは一ケタの日もありますし、日中夕方で10℃とか、
東京から物件見学に来られたお客様は随分と驚かれていましたよ。
我々でも寒いと思うのですから・・と、温泉のご案内を致しましたが
紅葉始まりの露天風呂をお楽しみ頂けましたでしょうか。
寒暖の差が激しいからこそ、軽井沢らしい「燃えあがるような紅葉」
が生まれ、魅了させてくれるのです。
今年は当たり年になってくれるといいですね。
同じように映る紅葉も、毎年違うんですよ。
2度と同じもののない、その瞬間の美しさを追って、
毎年訪れてくださる方々も実に多くいらっしゃいます。
僕も(ここでは僕と統一させてくださいね)今シーズンは
雲場池や各スポットに積極的に出向く予定ですので
それぞれの場所からレポート致しますね。
予報ではしばらく気温の下がる日が続くようです。
勢い良く開花していた秋の植物も、ちょっと力が抜けてきています。
咲いていたもので姿に収めた花を記録しておきます。
◆シラネセンキュウ セリ科
背が高くすらっと細い茎ぶりです。白い花の集まりが20~40も
集まり傘のような形になります。
主に湿った林の中や水辺に見られるようでして、うちの環境には
適している花のようです。 セリ科・・食べられるのかな?

似ている花で、
◆ヤマゼリ セリ科
あぁ、ヤマゼリかー ←撮影時は名前分かりませんので
セリ科の仲間はみなそっくりなので、花がでないとわかりづらいのです。
と言う私も、「セリらしき葉っぱ」はもの凄く多く、春先や夏などには
若葉を積んでサラダやお浸しにして食しているのですが、花が咲いて
こう種類があることを後から知ると、「食べてよかった葉っぱかな?」と
少々心配になってきています・・ まあ大丈夫なんでしょうね(笑)
和セリもクレソンもふんだんに取れるので、来季はご希望の方に
おすそ分けをいたしましょう。その頃またお知らせします。

◆イヌタデ
先日の画像残し忘れたものです。
本当に素朴でどこにでもあるものなのですが、僕の心をつかみました。
この素朴さが他の花を引き立てる、茶花の「草」(カゴに5種ほどを生けます)
の生けをするときに重要な役割をはたしてくれました。
もうずいぶんと楠んで色がとれてきてしまいましたが、名前も覚えたし
来年迎えるのが楽しみになりました。

◆ホトトギス ユリ科
花びらの斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ているからついたのだと。
この花は完全に開ききらずに斜め上を向いている姿で全開らしいです。
頭の王冠のようなくるんとした姿もかわいいですね
こう逆からアップで見てみると、南国の海の生き物のようにも見えます(笑)
華やかな色合いですけど観賞用でなく自然な姿なのにも驚きでした。


あとはおまけで「実」を2つ。
◇イチイの木の実です。
軽井沢に限った木ではありませんけれど、
子供の頃いちどは口に含んだことありませんでしたか?
やや青臭いその奥の甘みにハマって口一杯にほおばった記憶があります。
お猿さんも好きな実のようなので、別荘の生け垣には場所によっては
避けたほうが良いかもしれません。

◇ヤマボウシの実
初期のご案内で載せたものが熟されてきました。
まだ、、なんだか躊躇してしまって口に含んでおりません(笑)
と、書いた時点で引きたくない性格がおきてきまして・・
いま外に出て かじってきました

味はですねぇ、、熟しすぎだったのかな?「ラフランス」のような
甘い香りのあとに、青い臭みが追いかけてきました(笑)
フルーティーではありましたけど、ツルヤに並んでいないところを
みると、食用ではないみたいですね。 ご注意ください



もう少し「実」のものがあるんですが、まとまったらご紹介します。
食べれる「実」のほうが 興味ありますよねぇ。
・・次は 栗 かな!
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