'09年 軽井沢花歴 ホタルブクロと 蛍の里
お昼休みにこんにちは。
今日は暑いですね 30℃には届きませんが、標高1000mと天に近い
軽井沢は、涼しい反面少々日中日差しが強くもあります。
日が傾いてくるとスー・・ッと温度が引いて行くので、寝苦しい夜なんて
まずありません。 エアコンの要らない町であります。
では早速。
◆ノバラ (バラ科) 撮影6/17


◇花言葉 「詩情」「才能」「天才」「痛手からの回復」
「ノバラ」、いわゆるバラの原種の一つだそうです。
花には全く面影がありませんね。普通に勝手にニョキニョキと自生
してきますので、どこでもみることができます。
トゲ、凄いです。その特性を生かして、柵の代わりに植栽されている
ケースも多いようですね。
◆ウツボグサ (シソ科) 撮影6/18


この撮影の頃は、花穂の下のほうに花がついていますが、
だんだんと上に上がってくるそうです。
「ウツボ」とは、靫(ウツボ)という弓矢を入れる道具に花穂が似ている
ところから、そう呼ばれるそうですよ。
◆ヤマボウシ (ミズキ科) 撮影6/19



◇花言葉 「友情」
昔からボクは「手裏剣花」と勝手に呼んでいました。
樹木のなかでは最後のほうに遅く咲く花で、写真のように独特な姿を
していますから、開花するとすぐに分かりますね。
本当は、真ん中にあるポチポチのひとつづつが花なのだそうです!
以前、ミズキの回でも触れて頂きましたが、
このヤマボウシとハナミズキは仲間です。
「ヤマボウシ」は在来種ですが、なんと「ハナミズキ」は、
その昔日本がアメリカにサクラを送った返礼として日本に
渡って来た種のようです。 ああ、なんか聞いたことがあったような。
ハナミズキは別名「アメリカヤマボウシ」と言います。
ヤマボウシの実は食べることもできます。
昨年の秋には、エコちびキャンプでも「やまぼうしジャム」を作ってました。
真っ赤に熟されるんですよね。
木にあるものをそのままかじってみましたが・・
・・。 お試しください(笑)
秋の紅葉も楽しみな木であります。
◆シラカバ (カバノキ科)撮影6/22


「シラカバ」は長野県の木です。
別荘の庭先にもよく植樹されていますね。あまり太くなる木ではない
ことと、根が浅いようで、背の高くなった木は台風や大雨などで傾くこと
も多いので、建物から離れて景色として映る場所に植えるのがベストです。
何かと長野県や軽井沢と繋がりのある皇后美智子さまですが、
美智子さまの「お印(おしるし)」はこのシラカバだそうです。
また「白木華子(白樺子)」という名を使って、身分を隠したこともあった
ようで、相当シラカバがお好きのようですね。
シラカバの樹皮は白くて横縞ですが、もっと標高の高い所では、
姿がそっくりで樹皮が赤茶色の「ダケカンバ」という仲間がいます。
登山で見かけるカバ系は、このダケカンバが多いでしょう。
◆ユキノシタ (ユキノシタ科)撮影6/23


◇花言葉 「愛情」「好感」「切実な愛情」「軽口」「無駄」
ずいぶん開きのある花言葉ですな・・
こちらは昨年の秋に星のや内に植えたものだそうで、
珍しい常緑(冬でも葉が緑)の草だそうです。
その名の由来は、「雪の下でも葉が緑」とか、
「花を降る雪に例えてその下に葉があるから」とか、
「花を雪の舌に見立てた」とか諸説あるそうです。
葉はてんぷらやおひたしにもするそうです。
また、やけどなどに効く民間薬としても用いられるそうですよ。
役立つ野草なのですね!
◆ホタルブクロ (キキョウ科) 撮影6/25


◇花言葉 「正義」「貞節」「愛らしさ」「忠実」
この「ホタルブクロ」、雑草並みの繁殖力ですのでどこにでもあると
言っていいと思います。しかもこの姿ですから、歓迎ですね。
村民食堂のアプローチにも咲いています。
名前の由来は、花に蛍を入れて遊んだことからとか、
昔は「提灯(ちょうちん)」のことを「火垂(ほたる)」と呼んでいて。
その姿から呼ばれたなどなどあるそうです。
これからのシーズンが見頃なホタルブクロですが、満開になると、
自分の花の重さに耐えられず、倒れてしまう所が残念です。
ちょっと面白い
さてさて、ホタルブクロが出たところで、
軽井沢の「蛍の名所」を紹介しなくてはなりません。
軽井沢 発地 ホタルの里 HP
http://www.dia.janis.or.jp/~hotaru/

軽井沢の発地地区に広がる田園地帯に生息する、
ゲンジホタル(6月下旬あたり)とヘイケホタル(7月~)を見ることが
できる希少な場所であります。
ホタル最新情報 にて、ホタルの発生状況が確認出来ますので、情報を便りに
訪れてみては如何でしょうか。
昨年は、一昨年秋の大型台風の影響もあって発生数は少なかったのですが、
今年はどうでしょうか、ちょっと期待したいと思ってます。
一昨日はたくさん見れて幻想的だったなぁ・・・
このホタルも、気候天候によって毎年毎日発生状況が違いますし
シーズンもごく限られています。
大発生に出会えるかもご縁ですから、夏を迎えるこの梅雨時期の
お楽しみとして訪れてみてくださいね。
ではでは。
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今日は暑いですね 30℃には届きませんが、標高1000mと天に近い
軽井沢は、涼しい反面少々日中日差しが強くもあります。
日が傾いてくるとスー・・ッと温度が引いて行くので、寝苦しい夜なんて
まずありません。 エアコンの要らない町であります。
では早速。
◆ノバラ (バラ科) 撮影6/17


◇花言葉 「詩情」「才能」「天才」「痛手からの回復」
「ノバラ」、いわゆるバラの原種の一つだそうです。
花には全く面影がありませんね。普通に勝手にニョキニョキと自生
してきますので、どこでもみることができます。
トゲ、凄いです。その特性を生かして、柵の代わりに植栽されている
ケースも多いようですね。
◆ウツボグサ (シソ科) 撮影6/18


この撮影の頃は、花穂の下のほうに花がついていますが、
だんだんと上に上がってくるそうです。
「ウツボ」とは、靫(ウツボ)という弓矢を入れる道具に花穂が似ている
ところから、そう呼ばれるそうですよ。
◆ヤマボウシ (ミズキ科) 撮影6/19



◇花言葉 「友情」
昔からボクは「手裏剣花」と勝手に呼んでいました。
樹木のなかでは最後のほうに遅く咲く花で、写真のように独特な姿を
していますから、開花するとすぐに分かりますね。
本当は、真ん中にあるポチポチのひとつづつが花なのだそうです!
以前、ミズキの回でも触れて頂きましたが、
このヤマボウシとハナミズキは仲間です。
「ヤマボウシ」は在来種ですが、なんと「ハナミズキ」は、
その昔日本がアメリカにサクラを送った返礼として日本に
渡って来た種のようです。 ああ、なんか聞いたことがあったような。
ハナミズキは別名「アメリカヤマボウシ」と言います。
ヤマボウシの実は食べることもできます。
昨年の秋には、エコちびキャンプでも「やまぼうしジャム」を作ってました。
真っ赤に熟されるんですよね。
木にあるものをそのままかじってみましたが・・
・・。 お試しください(笑)
秋の紅葉も楽しみな木であります。
◆シラカバ (カバノキ科)撮影6/22


「シラカバ」は長野県の木です。
別荘の庭先にもよく植樹されていますね。あまり太くなる木ではない
ことと、根が浅いようで、背の高くなった木は台風や大雨などで傾くこと
も多いので、建物から離れて景色として映る場所に植えるのがベストです。
何かと長野県や軽井沢と繋がりのある皇后美智子さまですが、
美智子さまの「お印(おしるし)」はこのシラカバだそうです。
また「白木華子(白樺子)」という名を使って、身分を隠したこともあった
ようで、相当シラカバがお好きのようですね。
シラカバの樹皮は白くて横縞ですが、もっと標高の高い所では、
姿がそっくりで樹皮が赤茶色の「ダケカンバ」という仲間がいます。
登山で見かけるカバ系は、このダケカンバが多いでしょう。
◆ユキノシタ (ユキノシタ科)撮影6/23


◇花言葉 「愛情」「好感」「切実な愛情」「軽口」「無駄」
ずいぶん開きのある花言葉ですな・・
こちらは昨年の秋に星のや内に植えたものだそうで、
珍しい常緑(冬でも葉が緑)の草だそうです。
その名の由来は、「雪の下でも葉が緑」とか、
「花を降る雪に例えてその下に葉があるから」とか、
「花を雪の舌に見立てた」とか諸説あるそうです。
葉はてんぷらやおひたしにもするそうです。
また、やけどなどに効く民間薬としても用いられるそうですよ。
役立つ野草なのですね!
◆ホタルブクロ (キキョウ科) 撮影6/25


◇花言葉 「正義」「貞節」「愛らしさ」「忠実」
この「ホタルブクロ」、雑草並みの繁殖力ですのでどこにでもあると
言っていいと思います。しかもこの姿ですから、歓迎ですね。
村民食堂のアプローチにも咲いています。
名前の由来は、花に蛍を入れて遊んだことからとか、
昔は「提灯(ちょうちん)」のことを「火垂(ほたる)」と呼んでいて。
その姿から呼ばれたなどなどあるそうです。
これからのシーズンが見頃なホタルブクロですが、満開になると、
自分の花の重さに耐えられず、倒れてしまう所が残念です。
ちょっと面白い

さてさて、ホタルブクロが出たところで、
軽井沢の「蛍の名所」を紹介しなくてはなりません。
軽井沢 発地 ホタルの里 HP
http://www.dia.janis.or.jp/~hotaru/

軽井沢の発地地区に広がる田園地帯に生息する、
ゲンジホタル(6月下旬あたり)とヘイケホタル(7月~)を見ることが
できる希少な場所であります。
ホタル最新情報 にて、ホタルの発生状況が確認出来ますので、情報を便りに
訪れてみては如何でしょうか。
昨年は、一昨年秋の大型台風の影響もあって発生数は少なかったのですが、
今年はどうでしょうか、ちょっと期待したいと思ってます。
一昨日はたくさん見れて幻想的だったなぁ・・・
このホタルも、気候天候によって毎年毎日発生状況が違いますし
シーズンもごく限られています。
大発生に出会えるかもご縁ですから、夏を迎えるこの梅雨時期の
お楽しみとして訪れてみてくださいね。
ではでは。


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