'09年 軽井沢花歴 4/上旬-2
今日は早速、昨日の記事に続いてみます。
◆クリスマスローズ (キンポウゲ科) 撮影4/6


・花言葉
「不安を取り除いてください」「スキャンダル」「追憶」「中傷」「慰め」
◇基本的には在来種のみですが、低外的にホテルのゲイブルハウスに
あるのがこのクリスマスローズです。
原産地はヨーロッパから西アジアですか。
イギリスのガーデニングの世界では、バラの次に人気が高いそうです。
咲く時期がクリスマスじゃない?これは春咲きのクリスマスローズで、
正式にはレンテンローズだそうです。バラ並みに種類があるのかな?
◆ミスミソウ (キンポウゲ科) 撮影4/7

・花言葉 「自信」「信頼」「優雅」「高貴」「忍耐」「内緒」
◇とても希少な種で、愛好家の間で人気が高いみたいですね。
乱獲されてしまい、めっきり数が減ってしまっているのだとか。
星のや内茶屋通りの終点、モミジの足下にあるそうです。
葉がクローバーのような形をしているので
「ミスミソウ(三角草)」というのだそうです。
例年でしたら雪の残るこの時期から花が咲くので、別名
「ユキワリソウ(雪割草とかくのかな?)」とも呼ばれています。
◆エイザンスミレ (スミレ科) 撮影4/8


◇お、スミレももう咲くのですね。
この種は、星のや内の石垣の隙間から、ひと株だけ生えています。
なんとか増やせないものかとお師匠達が種をとったりしているのですが
なかなかうまくいかないようです。お宝の花なんだなぁ。
「比叡山に生えるスミレ」でエイザンスミレだそうです。
場所はそこに限らず、どこにでもあるようですよ。
◆アブラチャン (クスノキ科) 撮影4/10


◇きました アブラチャンです。
この名前を最初に耳にしたのは、数年前のピッキオネイチャーウォッチングに
参加したときのことでした。
あまりにおかしな(当時はふざけた名前だなーとも)名前に、ピッキオさんが
ガイドの愛称として名付けたものだと思い込んでいましたが、本名なんです。
先日紹介しました「ダンコウバイ」の次に、黄色の花を咲かせます。
とてもよく似ていますが、アブラチャンの方が花がちょっぴり小振りかな。
山中でモショモショっとした小さな黄色があったらアブラチャンです。
とてもいい匂いがするんですよ。
佐久地方では「ギシャ」と呼ばれるようですけど、両方とも名前の由来が
気になりますね。
アブラは「油」、チャンは「暦青(れきせい)」、つまり油歴青ということで、
木全体に油が多いことが名前の由来のようでした。
だから良い香りがするのか。枝や実も、どことなしに油っぽいみたい。
果実や枝から油をとって、灯油として利用されたり薪炭として使われたり、
昔は(?)そういう利用のされ方もあったようですよ。
もう次回からは4月中旬のたよりになります。 早いですねぇ
桜のたよりももう間もなくです。


東京は満開の見頃のようですね

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