アカルイモリヲ!
カテゴリ迷うけど、ここでいいや。
以前も 明るい森のことを 備忘録しましたが、 あ、こちらの
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-563.html
重機を使わない高所の伐採 でも記事にしました職人さんの現場へ
お邪魔し、考え方を改めて学ばせて頂いてきました。
伐採士、空師、アーティスト、超人、忍者、、
どのような呼び名が合うかは別の機会に考えるとして、
今年で30年、軽井沢の森を育て守り続けた功労者の一人であることは
間違いない方です。


ああ、これ以上多忙になると今依頼の仕事が来年になりかねないから
職人さんの紹介、というトーンでは控えないと。。
森の考え方 を学んでいます。
「 昔は暗い森はなかったよ 」
の言葉にハッとしました。
木も生き物、大事といってそのまま放っておくのが木のためではなく、
必要な時期に、必要な手を入れることが必要でした。
樹間を抜けるそよ風の効果って涼しいだけ?
それを叶えるためにはどうしたらよいのだろう
間引くのは、木なのか枝なのか
伐る木と活かしたい木の見分け方。
その土地にあった、森や庭のつくり方。
作業の合間のちょっとした時間でしたので、たくさんを聞き学ぶでは
なかったのですが、教えの意識をもって作業を見ていると、そういえば
以前聞いた話ですとか現場とか、ずっと行っていた某ボランティアとか、
仰る考えと行動には一貫性があり、
今と未来のために必要な作業を30年尽くしてきてくれたのだと
改めて尊敬してしまった次第です。

命綱もなくひょいひょいっと細くなった枝先まで登り、
必要な枝、払ったほうが良い枝を見極めながら、
片手でチェンソーで作業しちゃう。
特殊な高枝きりバサミみたいのでスパスパ剪定しちゃう。
クライマーの技術を持ち、こういう作業ができる方がやや増えてきては
いるそうですが、枝の粘性など樹木の知識がないと枝ごと折れて落下
してしまう。作業効率や専門性、重機との対比など総合的に考えると、
ちょっと大げさかもしれなせんが国宝級の技術者さんだと思います。
おさるさんのような、忍者のような、、
そしてアスリートレベルのバランスと腕力が、
植物知識と30年の経験が、、
・・嗚呼、熱く長くなってしまう(苦笑)
改めてボクのできる役割を考えて、
別荘地の森とその環境をバランスよく整える「きっかけ」となれるよう
時間のあるときは出来るだけ森や現場へ出向き学びたいと思います。
建築もそうですが、森との相性も、とても大事でした。


根元から伐っておしまい。
ではないので、タイミングも時間もかかりますね。
見守り学びながら、よいクッションになれればとも。
根元から倒さなくても空が透けて木々も元気になる。
素晴らしいことですね! 必要なことでもありますね。
『 明るい森を つくらなきゃ。 』
そよ風抜ける、明るく健康な森を。

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アンブレラスカイーーー

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