トンボノ湯ヲ想ウ
軽井沢のトンボの湯が、 より有難い季節になってきました。
いつの季節も癒してほぐしてくれるのですが、
やはり、氷点下を示す夜は、トンボがあると違います。
とくに睡眠が、違います。
季節移ろう12月前半は、
氷点下となってもまだまだ冬スイッチが切り替わりきりません。
身体に力が入り、身を縮め、疲れちゃう。ぼーっとしちゃう。
ぷはーー と、ほぐしてくれます。
脱衣しシャワーをざざっと浴びて、 まず内湯。
右足から。ぐぐっ・・あ、熱い。
と、思うのは、3秒まで。
4,5秒経過すると、じんわりとなじみ染み渡ります。
外湯に出て、ぬるいかな?と感じるのも3秒くらい。
リラックスし長湯できるちょうど良い温度に馴染みます。
2段の寝湯になるあたりに陣取り、
息子と遊びながら浸かります。
「つめたいとこいこー」 と、催促します。
まだ、まだーとぼーっとしていると、
耳とか親指を掴んで、水風呂へ向かって引っ張られます。
意外と、引きづられていきます。3歳児に38さいが。
水風呂では、膝まで10秒。
一回出て、次は腰上の、へそまで。
肩まで浸かれるのは、年に3回くらいかなあ。。
息子も同じくおへそまで。でも好きなようです。
疲れの質によっては、トンボを避けたいときもある。
ささっとシャワーで済ませたい時も。
また、決してトンボのある日常を、当たり前にしないように、
ちょっとだけ我慢したり明日へのご褒美にしたり。
でも、ハイシーズン以外は、やはり随分浸かります。
1歳から浸かり始めた息子も、3歳3ヶ月。
なかなかのキャリア、トンボ育ちです。


たまーには、村民食堂へ。
自分の古巣、原点でもありました。
以前よりもいろいろとが、良くなっていますよ。
オフシーズンはもうちょっと立ち寄りやすい何かがあるといいな。
これからますます 冷え込んでいきます。
トンボの湯がある軽井沢の冬は、
数字よりも、思ったよりも、 暖かく過ごせます。

歴代のスタッフさんや長の方々もありがとう。
大正4年より今までも、そしてこれからもよろしくです。

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あ、来週から冬至にかけて ゆず湯だ。
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