以前もご紹介した事がありましたが、
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-1325.html軽井沢の本当の良さを知っていただくには、
商業施設だけでなく、昭和初期から続く別荘文化に触れて
体験・体感頂きたいなあと改めて思っている次第です。
民泊、のくくりでは無いと個人的に思っています。
旅館業や生業や、理由付けすれば縛りのあることは理解して
いるのですが、、
別荘を使わない期間をお貸しして、
別荘の管理費や維持費、修繕費や庭木の伐採費用なんかに
充てられれば嬉しいなあ。。
という発想から、バケーションレンタルにエントリーされて
いる方が殆どだと思います。
自分たちも使える時は使って愉しみ、
貸せる時は貸してみたい。
http://vr.aricajapan.com/ 
http://vr.aricajapan.com/vr.html「別荘持てる人はゆとりがあるんだから」
そんな言葉を聞くと、ちょっと嫌になります。
軽井沢町内だけで15500棟くらいあるのですが、
実際に毎年使われている、稼働している建物はどの位
あるかご存じないのでしょう。また、先代が築いた
別荘の維持に、次世代が出資できる世帯がどの位の
割合でいるものでしょう。。
なかなか我々のようなしごとをしていないと別荘地の
中を広く知ることはできないのかもしれませんが・・
・おじいさんの代が昭和30〜50年位に建てられ、
子世代・孫世代が引き継いでいる別荘。
・昭和60年前後から平成4年位のバブル期に建てられ
子世代が引き継いでいる別荘。
上の2つだけでも別荘建物の相当な割合となっています。
私が51年生まれで今年40ですから・・
常に住む家ならまだしも、たまにしか使って来なかった
古い別荘は、維持も売却もそう簡単ではありませんよ。
「借り手がつくなら、その家賃を充てに延びきった木々を
間引いて日当り風通しをよくしたい。」
「貸せる状態にしておければ、自分たちや親族だってまた
以前のように使えるはず。」
「兄弟親族で相続しているので売る事は出来ないけど、
このまま痛んで朽ちていくのは忍びない。別荘が貸せて
収益が出るのならリフォームをして3年で回収できるかも」
などなど、
空き家の再活用に近い感覚で別荘を貸すことを、
なんとかお手伝いできないかなと、思い続けています。
という、、
別荘の稼働が高まり、建物や環境が維持されるメリットから
「貸すことと貸す準備」をお勧めしたい想いも強いのですが、
やーーーっぱり、
別荘で感じる 日常との時計の進み方の違い、
野鳥に起こされる爽やかな目覚め、
日が暮れたら夜になる。
日が出たら朝がくる。
空気も水もとても美味しい。
心身が癒され毒素が蒸発していくような・・
を体感して 軽井沢をもっと好きになってほしいです。
共感くださる方々も多く、
バケーションレンタルへのエントリーをはじめ、
リフォーム・リノベーションや諸々と、
もろもろ出来る事を考えながら助言やお繋ぎをしています。
もっと知恵や方法がほしいところです。
1ヶ月単位からのリースでなければ合法ではないようですが、
実際は皆さん使いながら使わない時貸したいのですもん、
1週間単位でのウイークリーヴィラサービスを公に受付できる
ようになればとても理想なのですが。。
軽井沢は 大人の街です。
良識ある大人と、こどもにも「森暮らし・別荘のある日常」を
体験させたいというご家族が多いものですから、
いわゆる「隣の別荘が毎夜どんちゃん騒ぎ」というような心配は
皆さんのイメージよりも圧倒的に少ない筈です。
バケーションレンタルの友人も、開業当初は年数件クレームが
あったけど現在は無いとの事。無いというのはモラルを守れる良識
ある借り手にしか貸していないこと(=オーナーの希望が殆ど)
夜8時以降は外でのBBQを遠慮頂いたり、周囲の別荘の方々に
配慮したルールの元に、お貸しするお手伝いをされているのです。
勿論、生業として宿泊業旅館業をされている方々からの反対意見等も
あるかとは思いますが、
利用希望客の目的もサービスも価格帯も異なるものですから、
軽井沢の別荘環境の維持、別荘体験ができる街としての集客、
様々なメリットもあってのことですので、
共存共栄で良い方向に進んでいくことを心から願っておりまする。
ふー こういうこと書くのおっかないですが、
知ってもらう事でよくなることもありますもんね。
たまにだけ、こんなことも記しておきます。。
人気ブログランキングへhttp://i-morinoie.com/special/knock03.phpこういう感じの別荘ライフ いいなあと思います。