軽井沢は昨夜8時頃、ゲリラ豪雨に見舞われました。
とはいっても小さな町の中で、地点によって随分と差がありまして、
中軽井沢〜追分方面にどちゃっと、雷とともに降り注ぎました。
バケツをひっくり返すという表現そのままの雨でしたが、
南軽井沢や旧道の方はさほど降らなかったみたいですのでやはり
雨雲のいる場所と動きに寄ってシャワーされる範囲が違うのでしょう。
今朝もしっとりと雨。 梅雨以来久々に涼しげな気候です。
梅雨を思い出すと,その頃に撮影していた花の紹介をしそびれて
いましたので、少し更新しておきます。
7月中旬。
ゆうすげ(アサマキスゲ)。雨多い梅雨の合間に、胸の透くようなレモンイエローに癒されました。
儚いことに、1日花なのです。
夕に花が開き始め、翌日の昼頃には閉じてしまうので、1年でも開花
している時間はほんの一瞬。ちゃんと蜂が身体に粉を付けて未来へ
繋げてくれたでしょうか。 美しかったのでもう一枚。。

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オカトラノオ 岡虎の尾 と書きます。岡に広がる虎のしっぽ。
俳句などでは虎尾草を初夏の季語にも使われるそうですね。
群生し優しく揺れる姿は、虎というより猫みたいでかわいい。
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キキョウ・桔梗いま、麓ではちょうど盛りですね。
この場所でのキキョウは、同じ株ながら紫と白とが咲いていたり、
八重があったりマーブルがあったり・・初めて目にする姿が多くて
驚きました。



つぼみの姿から英名はバルーンフラワーというのですね。
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レンゲショウマ 蓮華升麻梅雨時の姿、ちょろんとした玉がかわいい。
そろそろ開花の便りも届いてきました。
撮影して更新したい、、
傘があり下向きに開く姿は素敵な照明機器のようにも見えます。
開花を、探してきます。
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ええと、この素朴で素敵な花2種は、名前を忘れてしまった。。
今一度、教えてもらいに伺います。
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下の小さく可憐な花は
シキンカラマツ と教えてもらいました。
初めて意識してみた草花でしたが、この姿好きです。
紫錦落葉松で シキンカラマツ。姿が似つかないーと思いましたが
開いた花のモショモショが、カラマツの新芽のような姿から名づけ
られたそうですよ。
長野群馬と福島にしか分布していないのか、ほー。

ここの花は、鶴溜別荘地を開発・管理して下さっている興和さんに
見せて頂いたものです。
鶴溜植物園と勝手に呼んでいますが、ここまでの環境があるのは
大変な手間と時間と、お気持ちの賜物だと思います。
この時期興和さんの事務所前を通ると、途切れることなくお客さんが。
別荘管理やご縁あった方々が、軽井沢滞在とセットのように、ここで
お茶や雑談・昔話を愉しまれているそうでして、 いい関係だなあと
目標にしながら嬉しく眺めています。
鶴溜植物園の維持も、訪れるお客さん方に軽井沢滞在を愉しんで
もらうさり気ないおもてなしの一つなのでしょう。
あ、ちょうどいまの時期は
オミナエシ の黄色くほわっと浮いた
ジュータンのような姿も見頃ですよ!
軽井沢の山野草をお好きな方は、混み合っていなければ覗かせて
もらってみてくださいね。
ボクももう一度草花をちゃんと追ってみよう。
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