庭づくりをちょっと振り返ってみる.1

10年近く使われていなかった、ボロボロな山荘でした。
空を求めて高く伸びきった樹木のお陰で、庭先から空が見えなかった程。
お陰で室内は思い出すのも無惨なほどのカビカビでして、梅雨時から夏過ぎ
まで、3ヶ月間窓を開けっ放しにしていた程。デッキも朽ちていました。
職人さんにお願いし、サワラを2本とミズナラを1本、伐らせてもらいました。
ちゃんとお塩と日本酒で手を合わせて伐採の儀式をして下さったのが
なんだか嬉しかった。
元々は画像の通りの斜面でした。
平地は、バーベキュースペースのような、軽石ブロックを引いただけの
1坪弱の荒れスペースがあっただけでした。

それでもまだモッジャモジャ。
カインズで購入した、一番短い刃のリョービの電動チェーンソーで 杉を2本
伐らせてもらい、それぞれの木のアタマの重みをとるべく、
1980円で購入したノコギリ付きの高枝伐りバサミで延々と剪定を繰り返し、
普通の鎌と剪定ばさみで下草と細い木を少しスッキリさせ、
庭に待望の日差しと風が流れてくるようになりました。


徐々に徐々に。
実際は永い時間がかかりましたが 相当割愛したダイジェストにて。





庭を削って土を被せ、野芝を張りましたが・・
日照でしょうね、育ちませんでした。翌年の高麗芝もダメでした。

もう一面、バーベキュースペースの為に造りはじめる。
伐採したサワラで土留めをして、

許可をもらって山から頂いてきた「浅間石」を十数往復して集め、
上から庭先まで何度も何度も下ろして、積み上げて行きます。


これではダメでした。
後にピザ窯でお世話になるお師匠に、石垣の積み方を教えてもらい、
随分と時間が経過してから こういう状態に仕上がった。
嗚呼、景色の色が違いますなあ。11月だったかな?

庭先の平地スペースを仕上げる迄には、本当に大変でした。
その姿はまた来月にでも。 ・・つづく

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