白川郷から金沢へ 03バイク旅


自分のどーでもよい備忘録の挿み具合がむずかしく、
更新に躊躇を重ねておりますが、9月の好天は旅立ちの記憶が蘇り
ちょっと振り返りたくなったりします。

もう、干支一回転。
早いのと若かったなーというのと、まだまだいけるぞが交錯します。
天気なのか転機なのか、猛烈に旅に焦がれています。
なんだろう、なんかあるのかな。

前回までの記事
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11/8
お寺に泊まっている筈である。朝のおつとめのお径を想像していたが、異なる不思議なメロディーが30分流れ、7:30分より朝食。

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500円の朝食。 ちょっと想像と外れたほうの質素な食事が待っていて、アハハハと笑った。
寺らしい文化、習慣体験と精進料理に期待したかったけど、お寺の人も同じ食事かな?禅とかはまた機会があるでしょう、同室の旅仲間とアドレス交換をし、ひと足先に出発する事に。 9:25 13657km あ、寺のユースは3450円だった。

境内の紅葉も見事だったなあ 秋の飛騨高山は美しかった。 澄んだ秋晴れで気温が寒い。今日は宿の女性同行の3人で白川郷へ行き行動を共にする事に。
R471からR360、これが細い厳しい山道だった。あとで地図を見ると結構遠かったんだなあ。



2時間弱で、萩町・白川郷合掌村到着。 あ、こっちだな、合掌造り民家園。
白川郷内にはわらぶき以外の屋根建物もあるのだけど、色合いや造りに制限があるのでしょう、風致地区かな。村のイメージを崩さぬようよく出来ていて、聞いていた以上に感動してしまった。さすがは世界遺産!
なかでも重要文化財の合掌造り民家園(入園500円)はもうエクセレント・・ 素晴らしいというか旅人の旅心に響きすぎました。園内マップはこちらから 

派手でも作為的でもない、厳しい暮らしの環境の保全地域なのだけど、パンフ等を見ると実は切ない歴史の遺産なのだ。
今でこそ世界遺産の観光地だが、昔は交通網無く冬は完全に陸の孤島、しかも初夏近くまで雪が残る地域。文化的にも外部と交流が極めて少なく、集落の中でひっそりと繁栄し700年の歴史があったが1960年代には過疎化が進み、厳冬と大雨によって2つの部落が消滅して皆バラバラに・・ ダム水没等も原因で合掌家屋も急激に減り村離れも進んだが、若者中心に「守る会」が出来、うーんと頑張って、今に至る訳だそうです。

生き抜く事に必死だった限界集落が、こうして世界的に価値を認められたのだから報われて本当によかったと、そんな思いまで取り込むと、旅で訪れたこことの縁をまた有り難く感動が深まっていくのでした。
偶然に宿のTくんと園内で会い、男女4名でゆっくり行動。シーズン外れた1人旅でのグループ行動は滅多に無いので妙に楽しかった!

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抹茶も詫びた茶室で頂けて、ランチも眺望も喜び分かち合えるのは嬉しい事だ。 幸せな時間を今日も過ごせた ありがとう。また会おう!

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名残惜しい中、15:45分この地を後にする。みなバラバラに。 良い旅を!


小雨、霧の中を雨支度してR156を北上。五箇山エリアにも菅沼相倉集落があり、全て含めて世界遺産のようだ。沖縄の城跡と同じ感じだ。
福光でR304に入りガガガーーーっと走り、 日没の暗い18:45分、金沢兼六園に近い松井YHへイン(3250円)

なんだか・・栄えている。
香林坊、片町、 (あ、今は新幹線繋がってまた新しく・・)いわゆる盛り場繁華街の真ん中にあるユースで、向かいがラブホだ。めし無し個室6畳100円TVユニットバス、昨夜とはまったく逆の環境に戸惑うも、まあいいやと夜の街に繰り出した。明日が選挙らしく、ファンだったプロレスラーの馳浩が演説しててテンションが上がった。金沢の星、スターをみた夜だった。
貧乏旅につき華やかな事はできず、おとなしくユースに戻って市街地の騒がしい夜に眠りについた。


つづ く。



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干支一周前の今日は、沖縄でした。鮮明に覚えているよ
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白骨奥飛騨高山と寺に泊る 03バイク旅


GWは旅の記憶。
東京から戻り11年も経っちゃたので遥か昔の記憶のようですが、
それでも毎年、GWを迎えると旅に出たいソワソワ感が止まりません。
末尾にでも書いてみます。


さて、2015年春に北陸新幹線が開通し、長野新幹線の名称が消えて
しまったのは寂しいのですが、海の幸美味い北陸へ、また旅の思い出も
深い北陸への距離感が縮まったのは嬉しいことです。
もう少し落ち着いたら、乗ってみたいな北陸新幹線。
車窓からの風景も楽しみです。

北陸。
どうでもいい足早備忘録として放っておいた旅の記憶ですが、
北陸新幹線開通とともに記憶が蘇ってきました。息抜き休憩時間に
ちょこちょこ下書き更新してみます。それにしても当時某mixi用かな?
に分けた少しの写真データしか無いのですが、まあいっか。
記憶を辿ってみます。


10月末に北海道東北東海からの旅から戻り、失業保険受給のための就職活動を行いながら、日帰りの近場旅を繰り返す。肌寒くなってきた。
降雪前に戻らねばとの思いから7日に出発する事に。ノープランだ。

11/7日。
今日だ!と急遽思い、朝から最低限の準備。寒いし極力荷物少なく行こう、きっと短めな期間だろう。10:15分出発、13478km。
北陸へ向かいたい。この時期は新そばが始まっているので信州戸隠・鬼無里・白馬かな?とよぎるも、東北での温かな温泉に惹かれ(本当は混浴・・)、乳頭温泉鶴の湯 に行ったのだから信州が誇る白骨温泉にも行っておかないと!

佐久からのルートは、R142〜R254にて長門町武石村そして鹿教湯温泉。 寄りたいけれどいつでも来れるとスルーして三才山トンネルを通過し、454で浅間温泉 経由で松本入り。天気がいいな。駅前と松本城をぐるっと周り、R158に出てニシヘニシヘ。



爽快なドライブ、気持ちいい信州の風景を眺めながら山間部の道へ入り、目的地の「白骨温泉・泡の湯」へ到着。湯に溶けた炭酸がぷくぷくと浮いてくる所から名付いた、白濁の大露天風呂だ。混浴だ。
シーズン過ぎた平日につき、貸し切りだ・・でも素晴らしくリラックスできたぬるめの湯と風景終盤でした。
おにぎり食べて一休みして、県境の安房峠道路 を通過する。ちょっと高いけどこのトンネルのお陰で冬も信州と奥飛騨を行き来できるようになった有り難い道なのだ。時間があったので、「奥飛騨温泉荒神の湯」を見つけて寄る。寸志200円くらいとのこと、ごめん50えん入れて遠慮がちに入り、ひと気がなく大胆にゆったり横たわりながら浸かりました。いい緩さと壮大な風景が好きになった。
R147の平湯温泉 辺りで春の北海道ツーリングで出逢った旅仲間と合流し、R158で飛騨高山までラン。小柄ながらでっかい4駆(サーフ)でゴンゴン旅をしている凄いなあ。

GWに東京から歩いて帰った際、未遂に終わった「寺に泊まりたい」という欲求。
それが、ここ飛騨高山天照寺YH で叶うのだ。見つけた時は胸躍ったなあ。 16:00 到着。

11−7-1高山天照寺

見事なまでに、寺である。これはユース会員の外人さん達は好きだろうな〜オリエンタルユース! 男女別和室にごろんと寝るスタイルだ。荷物を置いて、飛騨高山散歩へ。



飛騨高山HP http://www.hidatakayama.or.jp/ 
夕暮れの下駄での散歩が、飛騨の古い町並みに良く合う。 牛多古焼きという たこ焼きの中身が牛という贅沢な美味いものを食べ歩きながら、山深いこんな場所に栄えた古都の歴史を感じられると、旅をしている充実感が増して来る。たまには旅先で贅沢をしないと!と飛騨牛を探す。

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朴葉焼きとミニすき焼き、地ビールな夜。
喫茶行ったり高山ラーメン食べ歩いたりと、日本一周旅の中では充電のようなご褒美のような贅沢をしてみた。満足。
寺に戻ると同室は旅人ばかり。ユースの夜は、同じ価値観を共有できる旅人達との尽きない旅話が本当に愉しい。明日は白川郷へ行こう。


8日。
実は、朝早く起こされてお寺の「おつとめ」があるのではとドキドキ期待していた。
チェックイン時に、無いよと言われ、「朝もすごく控えめだから外で食べる事を勧めるよ」とお坊さんが謙遜するので、いやいや、質素な精進料理が有り難いのです。旅の記憶になるし。と質素感を期待して朝食を待つとー・・

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ちょっと、イメージと違う質素感な朝食が出てきた。
アハハハと、笑った。


続く。そのうち。




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GWの旅の記憶。東京から歩いて帰ってみた。
妖怪のようなじいちゃんに拾われて泊めてもらった、優しかった。
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渋滞中や退屈なときにでも・・・旅カテゴリ。 

7月初旬に京都へ。


7月は、夏の準備で時間の経過が凄く速い。。
梅雨もあったし、いろいろと。

仕事の合間を作って3日ほど京都へ出かけてきました。
☆のや立ち上げ時に1ケ月弱住み込んでいた京都。
昔から、やはり好きな場所でした。

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ちびっこ連れには少々疲れる町ですが、またこよう。
良い息抜きになりました。

はるか前の感覚・・ 夏本番も頑張って乗りきらねば。



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仙台から富士山まで 03バイク旅


旅カテゴリ   軽井沢から離れますので不要な方スルーを。
ちょっと、ゆっくり振り返りたくなる時があります。ではでは。


10/26日。
完全に寝不足のまま6時に店を出、仙台駅にて仮眠、疲れとる。
駅構内の牛タン屋オープンを待ち、名物を頬張る。名物ながら714円とお得で嬉しい。麦飯とテールスープが空きっ腹に沁みて旨かった。高級店はまた格別なんだろうけど旅の食では十二分でした。
9時に出発。12549km。
R286にて市街を抜ける。目的地を蔵王に定めてひた走る。R47に乗りしばらくして遠苅田温泉(とおかった) を見つけ名前がいいなあとそそられるも、なんだったっけなあ、宮城蔵王、青根温泉郷 へと辿り着き、大湯というひなびた共同浴場へ向かった。 150円。飾りっ気のないこういう風呂が好きだ。貸し切り状態で昨日の汗と埃を流して余り長居せずに次へと急いだ。



山形蔵王へと向かう。またも・・凍えそうな寒さと遭遇。苅田峠は冷たくて、思わずバイク止めて防寒し直して再出発。蔵王エコーライン恐るべし。。 まだ冬シーズン前だけど、何となく信州の志賀高原と同じ匂いを感じた。
ガチガチガタガタの冷えから早く抜けたくて、山形蔵王温泉 は素通りし、ふもとの上山(かみのやま)温泉へダッシュ。

10-26-1上山温泉
共同浴場の多い温泉(外湯7つ)らしく、その中で一番古い下大湯へ浸かる。ボロいなあ・・町全体にうらびれた感が漂って感じる。え、80円!昭和中期にトリップしたかのような空間と金額。急に浸るように引き込まれて行った。看板も広告も古く、これも味に。十分温まりましたよ 好きになりました。 では、出発。
R458、R13にて赤湯を抜け、米沢立寄りを諦めてR121会津街道をダッシュ。午後の目的地 喜多方へ!
ラーメンの里だ。都内でも増えた喜多方坂内食堂の元祖?に行ってみたい。 道の駅「喜多の郷」 でマップをもらい、120件というラーメン店に驚いた。 
バイク旅の先輩お勧めの【まこと食堂】 へ。 閉店ギリギリに間に合い民家に上がり込んで食べるアットホーム空間に浸りながら、満席のなかオーソドックスなしょうゆラーメン550円をすすった。落ち着く味だ。旅中だから尚更落ち着く味がありがたく旨いのです。
10-26-2喜多方

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折角なのでもうひとつ【坂内食堂】 へもハシゴした。チェーン展開の店の元となったお店、というのが正解らしい。味は閉店前だったからかハシゴしたからかスープや麺は雑多な感じに映ったけども、それも店構え含め味なのでしょう。強烈なてもみちぢれ麺も良かったなあ。 シンプルな支那そば系の喜多方ラーメン。胃に身体に程よく染み渡りました。

明るいうちにダッシュして、会津若松からR401にて会津高田に入り、この日は会津野ユースホステルへ。とてもアットホームでユースらしい時間を過ごせ、北海道美瑛のポテトの丘YHを懐かしく思い出した。お茶ありガイドありの良いユースでした。ここも温泉だ。温まって早めに就寝zzz

27日。
宿代に朝食のパンがついていたことを知り、2.5人前は胃に詰め込んで牛乳コーヒー紅茶も流し込む。この旅で朝から腹一杯なんてあったかな?パン食も相当久しぶりでプチ優雅な出発を迎えられた。
9時半発。12771km。
R23よりR121にて田島を抜ける。嗚呼、那須や白河、塩原も行きたかったがルートを外れてしまい断念。



そのまま日光街道を進み、川治温泉 薬師の湯へ。 おお新しくなっているらしいが行った時は古いしホテルの裏だしいまいちだった。さっぱりはして次へ。 鬼怒川は通過してしまい、日光杉並木街道 は圧巻で、宇都宮へ入る前にユースホステルで聞いた餃子の【正嗣】氏家店 へ寄ってみた。
凄いぞ!餃子のプロ。餃子しかないぞ。6個170円で水と焼きを一皿づつ頼んだ。 旨い、うまいぞー!今までの餃子ライフで間違いなく上位に入る。値段と味のバランスが凄い。ここで腹一杯ぎょうざを詰め込みたい衝動に駆られたが、ハシゴしなくては。でも白ごはんは餃子と一緒に食べたかったなあ。
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R4にてぎょうざタウン宇都宮市へ。宇都宮ぎょうざが世に出始めたのは90年代からなのか。 ここでも相当迷うも、やはりメジャーな【宇都宮みんみん】 に触れておかねばといざ入店。 お、ライス付き1皿320円。いいね〜 美味しい。でも中身は正嗣のほうが詰まっていたなあ。ビール飲みたい。
程よくお腹が膨れ眠くなる。もう1件くらい巡れたけれど先を急ごう。 早々と市街を抜け、R46、R408、R294、R56、R354にてつくば入り。もう夕方だ。 ここで最初の学校の旧友と久々の再開を果たし、一息ついて、小雨の混ざった夕空の中を東京へ向かった。



R6の水戸街道を一気に東京へ。 亀戸餃子へのはしごもそそられたけど、ノンストップで落ち着きの場所まで到着したい気分だった。中野につきラーメンを食べ、近くの友人宅に泊めてもらったzzZ


28日。
今日は雨だ。午前は友人宅でゆっくりし、重い腰を上げて11時半発。13100km。
タイヤがツルツルでやばい。少しでも不安要素は減らしておきたいと、川崎市登戸にあるこのバイクの購入店で後輪の交換をした。ぐっちょりと濡れた、重たい・・ それでも相棒も蘇って、15時さあ出発。 
R1に出て強雨のなか慎重に進む。 横浜、戸塚、茅ヶ崎、平塚、大磯、雨のせいか遠く感じる。何とか小田原につきそのまま雨の夜の箱根越え。怖かったなあ・・ 東海道をゆっくり登り、 芦ノ湖を超えて下って下って、やっと静岡の三島市へ。そのまま友人宅へ辿り着きシャワーを借りてやっと一息。狭い部屋ながら友人らが揃って焼き肉とビールで迎えてくれた。久々にビールをたらふく飲めたなあ 幸せな一夜だったなあ。



29日。
早起きして7時半に出発。13267km。
R136、R21、R246、御殿場からR138にて山中湖へ。昨日とうってかわって快晴だ!気分も晴れる。走りも軽やかスイスイ進む。

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河口湖につきあたる。 この辺りから眺める富士山は・・何も追いつくことの出来ないキングだった。
富士とつく地方の山々、地元の浅間山、ほか素晴らしい山々を感じてきたが、この存在感は堪らない。雄大で言葉が出ない・・ もう、凄かったとしか言えないや。
このルートでこの眺望の今日、ここに着けたことを噛み締めながら、しばし日本一を感じて、いざ出発。

R137を進み山梨石和温泉へ。 笛吹川フルーツ公園 へ寄り、ここで公務員として働く中学の同級生と会い、 名物の吉田うどん (どこの店だったかなあ、キングサイズだった)の固い麺をワシワシ意地でたいらげて、市内ドライブ連れてってもらい昔を懐かしんだ。 ああ武田神社も行ったっけ。明るいうちのほったらかし温泉に浸かって、夜の新三大夜景を想像する。

16時に名残惜しく出発し、R20から韮崎のR141号に乗り、馴染みの国道を清里、野辺山、川上、小海、八千穂、臼田、佐久。一気に走り抜け夕暮れ時18時半実家に到着。
久々の実家ながら なんかもうグッタリと・・一気に浸かれと眠気に襲われ、安眠爆睡zzzzz


つづく。



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東北の寒さと温かさ 03バイク旅


23日。前回の続き 2パイ分けてもらった!
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函館の格安宿ライダーハウスライムライト にはしゃぎながら戻り、宿主のシナチクさんに手本して頂きながら素手でさばく。三角のヒレを取り、びくびくしながら足と胴とをちぎる?と、本当に液晶のように表面がテロテロ輝いていて凄い! その後は内蔵でゲソの塩辛をつくってもらい、胴と頭の三角は細ぎりにして、へたくそながら新鮮極まりないイカソーメンをコリコリモゴモゴ口いっぱい堪能しました。楽しかった旨かった。
夜は函館市営の八地頭温泉 にどっぷり浸かり、大盛りのたつみ食堂 でたっぷりと喰い、宿に戻り皆と阪神金本のサヨナラホームランに感動し、日記して寝ました。今日も濃い1日だったなー。
10-22-4ライムライト
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24日。
寒いっ 函館ボケというか、食と布団と温暖気候に慣れてしまったせいかガチガチに冷えて起きた。7:40には目覚め昨日市場で頂いてきた戦利品のメロンを8等分して皆で食べる。贅沢な旅立ちの朝だ。8時半過ぎに出発。
名残惜しく朝市をみてフェリーターミナルへ。 まぐろ!カッパ温泉を目当てに大間行きを狙うも、残念ながら天候で決行だった。津軽海峡は荒れるのですねえ。痛い出費の3720円払って(学割効いた)青森港へ。


9:42分乗り込み、13:52分本州到着。地図で見るより長かったぞ。
なんだろう、北海道とはまた違う寒さだ。活気が違う寒々しさかな?と思いながらバイクで市街地を抜けていくと、R103から八甲田方面の標識。一気に心に吹雪が吹き込んだ。。 山に入ると5℃の表示、指がかじかむ。空も鉛色だ。寒い・・ 凍える中、『酸ヶ湯温泉』の大きな看板が!本能的に飛び込んだ。

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なんと混浴。 朦々と湯気立ちこめる古く大きな空間。ヒバ仙人風呂に老若男女浸かっていて、人の居る混浴をやや意識しながら入るも、その空間のホワーンとした和める空間にいつしか煩悩を忘れ背骨の芯までじんわり温まれました。東北初っぱなからいい温泉に巡り会えて妙に元気でた。
暗くなってしまうので湯上がり後はそそくさと出発。谷地温泉をすり抜けR103を登って下り、奥入瀬、瀑布街道を駆ける。紅葉観光客が多い。紅葉は終わりかけの状況ながら、原生林岩々せせらぎにジーンとした。いつかシーズンに改めてこよう。
しばらくして十和田湖 にぶつかった。十和田道を湖沿いに景色を楽しみながら走りたいが、残念曇りの夕暮れ。凍える。急ぐ。 途中でユースホステルを見付け予約し、今宵は目的地を大湯温泉にしてみる。 17時半、秋田の大湯温泉 に到着。思ったよりこぢんまりしてて温泉街のイメージではないが、東北の片田舎で地の方の訛り会話に包まれながら浸かった共同浴場は良い思い出だ。本当に言葉が分からないものだなあ(笑)川原の湯は120円だった。 ユースで同室のおじさんや宿主さんと語らい、温かく布団で就寝。寒い東北の夜の暖かなひととき。。

25日。
幸いよい天気になりそう。同室の斉藤さんに地元栃木の温泉&ぎょうざ情報を頂いた。
8時半出発。メーター12147kmか。 今日は秋田を食べたい!比内鳥やきりたんぽ食べたーいと比内の道の駅 を訪れるも、どこも10時11時のオープンで待ちきれないので諦めて先へと進む、残念だ。R22にて八幡平(はちまんたい)に出てそこからR341に。この辺りから山になり、目的地に定めた玉川温泉へは雪や霜で凍結しやすいようなので不安ながら気を抜かずにゆっくりと登った。
凍える中、10時半 玉川温泉到着。 

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もう、朦々としている・・強酸性日本一の湯治場、オフシーズンにも関わらず随分と人が居るぞ。100%50%ぬる湯寝湯 と色々ある湯を案内に素直に沿って浸かり、角質が溶けてぬるぬるツルツルした肌に感動しながら心も鎮める。オール木造りの温もり空間が妙にかっこ良く感じた。ライダーのおっちゃんに激励をもらい出発。
宝泉湖を超えて田沢湖の手前より、第二目的地の乳頭温泉郷 に行く。 もう素直に、名前に惹かれたのだ。
ツーリングマップルのお勧めは幾つかあるが、有名な鶴の湯温泉さん へ。400円で良いなんて凄く嬉しい。

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主要道路から乳頭温泉郷へ向かう道中「あと○キロ」「あと○百メートルですよ」といった手書きの看板があり、その距離の長さを演出に変えられている。負担よりもわくわく感が増して到達したこちらの鶴の湯はーー 素晴らしいの一言に尽きました。全国の温泉郷の方々が視察に訪れるのも分かるなあ、都会の人がイメージする東北の田舎の温泉郷をよく具現化された姿でした。
4つの湯を じっくり浸かりながら巡る。早い時間につき混浴にならなかったけど、乳白色の肌に染み入って効くような良い湯でした。この旅上位の温泉、また訪れたい。

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彼はこのズーマー(現チャリ)で市町村を巡ってはスタンプを押してコレクションしていると。パティシエを休み自転車2年ズーマーで1年半弱の旅中でまだまだ先は長いらしい。旅人は変態が多い。自分はソフトな方だなあ。旅の感性がとても近く暫く立ち話が続いて楽しかった。長野に来たら寄ってもらおう。良い旅仲間が増えた。
13:55分出発。 田沢湖に出てR46にて盛岡方面へ。



途中、宝風という店にて辛うじて秋田稲庭うどんを食べれた。ソーメン太くしたような、うどんと一口に言っても個性があるなあと、讃岐うどん巡りを懐かしく思い出していた・・。 盛岡に入り市街地手前のジャスコのなかで、盛岡冷麺のぴょんぴょん舎 を見つける。なんと半額の367円で旨い名物にありつけた。旅の中では安くて旨い出会いが一番嬉しい!有り難い偶然、ハシゴだったので腹一杯で苦しい幸せ。
ここからR4の抜け道、R13にて一気に進む。 花巻、北上にてR4、もう相当暗い。水沢、一関、ああここに中尊寺金色堂 があるのか、明るければ是非行きたかったが凍えながら通過、築館、古川、そしてやっとこ仙台市へ。駅へは21:40分着、良く走りとにかく寒かった。
駅商店街も閉まり始める時間。食で贅沢をしたので野宿先を探し巡るも見当たらず寒さが増してきたので、ちょっと離れたネットカフェに滑り込みフリーのドリンク飲み飲み、能と身体を休めて寝付いた。。
盛岡からだって相当に遠かったぞ。



つづく



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東北と言えばみちのくプロレス。旅中は出逢えず。

旅の続きを。


昨年の秋 10年前の日本一周を足早に振り返っていましたが、
追いつけなくなった頃に仕事がたくさん詰まってしまいそのままに。

さくらい 旅カテゴリ。
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たまたま少し前に古い写真が出てきた。
色んな事が蘇ってきたり初心に戻りたかったり、
やはりたまにでよいから2輪の風を感じたくなっていて、
父の眠っているW−3の再生を煽ってみたりしています。

少なからずこの時の自由旅の経験が、
自然や大地、太陽を想い、山荘を得て森暮らしをするきっかけに
繋がったと思ってます。自然への興味が増した旅となりました。

どうでもよい内容ですが、 夏前に完結させておかないと。
またいつか、自由旅をしたいな。



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旅の延長のような、山荘再生暮らしでした。
所有し利用しながらの賃貸発想も旅から得たものです。
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-category-20.html
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/category19-1.html

函館は居心地のよい街 03バイク旅


やはり、更新のために詰めて埋めた備忘録は記録としてもつまらないなあ。
刺激的で、実際はもっと深い旅だったのでいつかすこし修正更新します。

前回までの続き 旅カテゴリ 

18日。
昨夜は無料で洗濯乾燥ができた。バイク旅では有り難くって、それが備わっているだけでホスピタリティーを感じ好きになっちゃう。ありがとうログ由縁さん。
朝10時発。 R38で芦別、赤平、滝川にてR12号、美唄の日本一の直線道路 29.2kmをひたすらまっすぐ駆け抜ける。北海道らしいなあ。 R33号で、月形村へ。ここは昔好きだった「らーめんむつみ屋」 の発祥の場だ。溝の口に住んでいる頃によく行ったなあ、缶のトマトジュースも旨かった。うろうろ探すも見つからずパスしてしまう。勿体ない・・。 R275で中小屋、当別にはいるとまたもや雨。視線の先にもおっきな雨雲が見え、避けるようにR337号で石狩、花畔、遠回りのつもりがいつのまにか順調に小樽市へ入っていた。 銭函、朝里ときて雨がやみ楽になる。南小樽のでっかい建物「ウイングベイ小樽」 にて雨を乾かしながら久々に文明に触れたのんびりぶらぶら時間を過ごした。北海道来て初本屋だったかな?今後の情報収集に役立ったひととき。人がいるって,落ち着くなあ。。
今日の目的地は小樽市内ではなくて、その先にあるライダーハウスだ。 
「レストハウスおしょろ」。 ライダーハウスのなかでは1泊2380円と最高額なのだがライダーに人気な宿なのです。理由は簡単、「夕飯朝飯がめいっぱい出ておなかいっぱい。」 
今日も、貸切です。既に北海道ツーリングシーズンは終わっているので驚かれるのももう慣れっこです。 17時半からの夕食。埋まっていくテーブル。1人前です。ごはん味噌汁おかわり自由です。

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貧乏旅中でのこんな振る舞いは幸せの極み!
さすがのボリュームに皆残すようですが、ごはんをおかわりしつつ全て旨く平らげました。
焼酎まで出してくれて、おばさんおじさんと猫ちゃんとともに阪神ダイエーの日本シリーズを見ながらゆっくりと談話も楽しめた。ほんとうに温かな、ライダーに愛される理由がよくわかった宿でした。はちきれそうなお腹と久々の焼酎での酔いで、心地よく早めに休ませてもらいました。ぷっはーー。

19日。
記念写真を撮らせてもらい、お昼のお弁当まで持たせてもらい後ろ髪引かれつつ出発。またいつか来るよ。
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R299を北上、セタカムイラインを通り 積丹岬へ。 バイクを停めて崖をおりると、眼下には不純物を含まないようなクリアでなめらかなブルーの海が広がっていた。 これが積丹ブルーか。

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10-19-6積丹岬
沖縄や南国にこのブルーならわかるが、最北の日本海でこの澄んだブルーには驚いた。まさに胸が透く気分だ。自然は凄いなあ。
少し下って「積丹みさき食堂」へ。 うにをガバガバ食べたかったが高くて断念、いくらイカ丼1500円を食す。イカも旨い!満足して先へ進む。 R229よりR998へ乗ると、「リフレッシュプラザ温泉998」 の看板が見えてきたので飛び込んでみる。強食塩の泉質、海水の1.3倍だって。顔洗うだけでもしょっぱいや。やや温めながらじんわりと体の芯まで温まった。
泊村、岩内町よりR276にのり、14時ころには名前の面白い 倶知安(くっちゃん) に入る。このあたりから眺める後方羊蹄山(ようていざん) は迫力があった。蝦夷富士とも呼ばれる綺麗な山、この時は山頂がどんよりしていてドラゴンボールの牛魔王のいる山のような恐ろしく怪しげな迫力に感じたっけ。 京極、喜茂別町からもまだ見える、どこまで行っても恐ろしげに映り今日のライドで何かあるのかと心配になるほどだった。精神状態によって感じ方は様々ですね。
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札幌が、見えてきた。 スキー場のある中山峠 で一休みして今朝包んでいただいた弁当を食べたのだけど、こう寒い時期に旅をしていると今朝触れた温かさが遥か昔のような懐かしさを感じて、ちょっと涙ぐんでしまった。美味しかったよ・・。
下り始めると雪が舞ってきた。峠を転ばぬよう気をつけながらゆっくりと下山。渋滞している、日曜日だ。「定山峡の紅葉」 時期と重なったようだけど紅葉時の雪は皆慣れっこだったのかな? 渋滞のR230をすり抜け先へ先へ先へと進み、4ヶ月前に居た見慣れた風景が飛び込んでくる安堵と喜び、明るいうちに札幌市街地に到着できました。
ライダーハウスランデブー という街中のバイク屋3階の空間に泊まり、ちょびっと夜の街に繰り出したり。。

20日。
午前市内見物。午後は颯爽と次の町へと出発。
R230号を昨日と逆走し、中山峠で名物揚げじゃがを昼がわりに食す。数日贅沢したので節約食に。 喜茂別から留寿都(ルスツ)、まっかり温泉、羊蹄山、ニセコへ。アンヌプリを超えて、名前がかっこいい昆布温泉。その近くのニセコスノーパーク内のエーデルワイスというペンションに、やはり独り貸切状態で泊まる。スナック菓子と発泡酒のみの夕食で眠る。

21日。
オフシーズンのスキー場。高原の爽やかな風景での寝覚め。スッキリして出発。
今日は天気がよく風が優しく温かい。体育の日のような小春日和、久々にリラックス気分でのツーリングとなった。 昆布温泉の湧水「甘露泉」をがぶ飲み。美味しい気がする。
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その後、国民宿舎らしい雪秩父温泉 へ寄り、ボロながらも5つもある露天や硫黄と鉱物の2種の湯をゆったり半貸切状態で楽しめた。風景も雄大な大自然に包まれた北海道らしい風呂でした。
R5号にて目名峠を抜け、一気に長万部(おしゃまんべ) に入る。かに飯の町だが節約モードで我慢して先へ。R230に反れて、目的地にしていた秘湯 「奥美利河(おくぴりか)温泉」 に到着。カムイワッカ湯の滝に行けなかった悔しさから、北海道の秘湯へどうしても寄りたかったのだ。場所も凄い秘境、内湯外湯が繋がっている混浴もまた他にはない雰囲気を醸し出している。 38℃と低温で着替えに上がるのにしばらく躊躇していたけれど、その間長めに露天からの紅葉や空気の音を聴きながら心を休め大地に溶け込めました。 こんな時期だから、人いませんでした。妙にさっぱりして出発。
R5号に戻り、八雲、山越、落部、石蔵ときて森町で「いかめし」 を食べる。こんなにうまかったっけ!濃すぎない味付けでやわらかでモチモチ、美味しかった。数個土産に持ち帰りたかったほどだ。 そのまま下り大沼を超えて北海道最後の町、函館市に入った。



10-21-4函館

ライダーからの評判が高い函館。この町独自の文化があり、食や歴史、そして旅人に優しい街だという。
ハセガワストアの名物やきとり弁当 を食べ、時間もまだあるので函館山方面に向かう。 
『日本三大夜景』の函館山。 修学旅行シーズンか、観光客もいっぱいだ。ロープウエーにいくと、1400円。高い。。バイクは不可だ。一旦今日の宿「ラーダーハウスライムライト」 にチェックインし、天気の良いうちに再度函館山を目指すことにした。
16:50分公園着。歩くぞ。3~40分位で登れるらしく、早いピッチで健康的に上り進む。暗くなってきた、歩いている人いない、む?ロープウエーの光が遠くなってく、迷った?迷った。 追い剥ぎにでも会うような山道を引き返し、1時間後に山頂へ到着。

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・・・・
函館夜景画像 

ちょっと、しばらく言葉にならないくらい、感動してしまった。
北海道ライダーが皆この地を離れる10月の3連休に乗り込み、雪に降られながら孤独の旅を続けてきて、最後の街に歓迎されて・・ 旅のスタートから四国九州沖縄、今に至るまでの風景や時間もぐぐっとオーバーラップしてきて、涙目になっていたと思う。この風景は凄かった。 旅1番の光景だった。はがきを各所に送ったりした。下りはヒッチハイクのつもりがバスばかりで断念しダッシュで下って宿に戻った。
さて、このライダーハウスは函館名物だ。シナチクさんというオーナーさんの人柄につられてか個性強い旅人が集まる宿だ。やっとたくさんの旅人と出逢え、それぞれの旅の逸話を語らいながらコンビニ弁当とチューハイを飲みつつ遅くまで起きてた後に雑魚寝しました。

22日。
今日は函館を拠点に、無料温泉巡りと界隈のツーリングへ。
R278号にて戸井町恵山町ときて恵山岬灯台の近くの 御崎温泉「浜の湯」 へ。ここは思わず裸でガッツポーズとってしまうような、なんともライダーには嬉しい寸志の温泉でした。こういう町内会で維持されている温泉ってカッコイイなあ。
 亀田半島を走りながら次の 水無海浜温泉へ向かうも、残念ながら塩が満ちてて入れなかった。
小雨も降ってきたので町へと戻り、駅前の「 和光デパート 」(わ、建替えで閉鎖しちゃったんだ残念・・)の地下1階にある、ライダー御用達の名物寿司屋へ寄った。 「梅乃寿司」。 わ、こちらも7年前に移転して綺麗になっとる・・ 10年前は古い地下食堂街の一角にある古ぼけた寿司屋でして、ライダー御用達の「ちらし寿司735円」、「日本三大いかりや顔」の店主が2大名物として有名なお店でした。

10-22-3梅乃寿司(もうちょっと良い角度で撮れていれば。。)
このボリュームで735円!本当に函館の食は旅人を驚かせてくれます。

23日。
朝方土砂降りで早めに目が覚めた。9時には止んでくれたので函館朝市見学に。

10-24-2朝市
活気がある!あ、デブヤのロケもやってる。石塚さんパパイヤさんら恰幅の良い方々が美味そうにほおばっている姿を見るだけで腹が減るすべてが旨そうに見えてくるから不思議。 やや観光客価格につき恨めしそうに各店舗を巡っていると、仲良くなったメロン屋のおっちゃんが「いいよ持って行きなよ」と試食用に切っていた夕張メロン半たまを気前よく下さった。金額だってそれなりにするメロンをポンと旅人にあげられる気持ちよさ。帰りにお土産買うよと誓い、戦利品を両手に掲げ宿に戻って皆で食いました。
昼はご当地ハンバーガーの「ラッキーピエロ」 へ旅人8人位で行きチャイニーズチキンバーガーをほおばる。旨い。食べ物の話で盛り上がり、函館の新鮮なイカソーメンをどうしても食べたくなった。 朝市のリサーチでは1500円と高嶺の花だ。でも・・。
旅人は勢いだ!ライムライトに置いてあった釣竿を2つ持って、名も知らぬ大学生をバイクの後ろに乗せて2人で函館港へ行きイカ釣りを試みた。 夕方、釣り人が大勢いる。この時間に湾に入ってくるイカが目当てだ。 ナメたことに、餌を持ってきていないばかりか餌が何か分からない(笑) そのへんの松ぼっくりみたいなものを針につけて、釣り人に混じって真剣な表情(だけ)して釣りに挑むも、、やはり釣れない。 一人だけベテラン釣り人がポンポンと面白いように釣り上げている。ほかの人たちは殆ど釣れずにどんどん引き上げていく。
最後まで(無駄に)粘るも釣れるわけがなく、作戦変更してそのおっちゃんに近づくことに。
「す、スミマセン、日本1周していてどうしてもイカを釣って食べたかったんです。1パイ100円で譲って頂けませんでしょうか・・」
成功した。タダで2匹(2ハイ)分けてくれた!函館のひとたち優しいよー

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つづく。



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北海道2日目に、雪に降られる。 03年バイク旅


前回の第一弾を終え、失業保険給付待ちの就職活動のふりをしたり
都内へ戻ったり、近場に出かけたりしていたけれど割愛に。
10/11日から第二弾の旅を再開しました。

前回までの記録 旅カテゴリ。 


11日。
天気はやや薄曇り、暑すぎず寒くなくちょうど良い気候。
バイクに冬支度に変えた荷物をくくりつけ、朝食を済まし、柔軟体操をしっかりして、仏壇の線香を上げて両親に見送られて11:50分スタート。
秋になると、訪れたくなる紅葉スポットが界隈にもたくさん。なので今回はなんとなーく軽井沢を目指し、R146号から草津へ向かい、直江津にてフェリーに乗車する事を決める。 

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鬼押しハイウエー は色とりどりの紅葉姿に変わりつつあり冬支度に向かっているのだとしんみり。 R59、R292号に乗り換えて草津に寄った。 行楽の3連休中で賑わっている。渋滞をすり抜けて 西の河原露天風呂へ。 これから向かう雄大な北海道の温泉にも負けないだろう大きく広い温泉だ。泉質はすっぱく渋いっ!
14:40発。 白根山にさしかかると幻想的な絶景が広がってくる。高地の荒々しい山肌と滑らかな緑、黄と朱に染まる山々、雲、湯気、空・・最高だ。 遠くに見えてくるエメラルドグリーンの湯釜、またゆっくりとハイキングで訪れたい絶景スポットだ お勧めですよ。

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志賀高原を抜け、立ち寄る予定の 湯田中渋温泉郷 をそれちゃって中野市へ。市街を抜けて飯山街道に入りR292号で長野県を抜けて新潟の新井市へ。そしてあっさりと上越市に入り、夕暮れ時の17:20分 直江津港に順調に到着。

10-12-1直江津
北海道まで学割が効き、人間とバイクとなのに10340円と破格だったのも嬉しかったな。早々に手続きを済ませ、近場のコンビニで船内食を買い込んで、22:30分乗り込み 23:55分北海道に向かい出港しました。


12日。
今回搭乗の、「れいんぼうらぶ」ちょっと照れるネーミングながらかつて乗ってきたどの船よりも立派だった。 一番下ランクの2等寝台でもベットなのだもの、風呂サウナも充実だし清潔におっきいし、快適そのものだ。穏やかな船の旅は揺れは無いがけっこう暇だ。地図を眺めながらゴロゴロ過ごし、16:55分、室蘭に着港。

10-12-2北海道へ
チキウ岬(地球岬)の先に沈む,オレンジの太陽は忘れられないなあ・・ こんなにもパノラマにぐるっと地球を見渡せる場はないでしょう 早くも北海道のスケールの違う雄大さを目のあたりにして気持ちが高揚してました。鼻息荒く北海道の旅スタートだ!
下る頃には随分暗く、まずR36号で苫小牧方面に進んでみる。この段階でまだ無計画だ。 暗闇の大通りを走っていたつもりがいつの間にか迷子にまってしまいR782号あたりをうろうろと。 それでも18:20分、登別温泉に到着。硫黄の香り漂う、温泉街らしい空気感だ。 登別温泉街をぐるっと散歩するが意外と広くないようだ。いくつかのホテルは外来湯NGだったが、「温泉銭湯 湯元さぎり湯」 を見つけて北海道1つ目の温泉に浸かる。 源泉掛け流し、硫黄泉と酸味のある白濁した湯と2種楽しめる。ぷはーと本当に極楽気分だ。綺麗で390円だったし泉質も好みで、冷え込んだ身体をじんわりと芯から暖めてもらった。ありがたいありがたい
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10-12-3登別

今日はライダーと繋がりたくて、支笏湖脇の「モーラップ樽前荘」 という変わった公共の宿を使ってみる事に。 R36からR276号、心なしか今までの移動距離より目的地への移動が遠い気がする。大地の違いか。 21時過ぎに到着。1000円(当時)という破格ながら素晴らしく綺麗で6帖和室も貸し切りだ。 地元のお祭りがあったようで客人もほとんど出かけていて余り交流が持てなかったが、貴重なライダー情報を教えてもらえて消灯の23時に快適に静かに眠りについたzzz

13日。
寒さで早めに目が覚めるも10時半頃までゴロゴロ・・窓辺より眺める支笏湖の紅葉が美しい。秋だ。それよりもどんよりと広がる空色が心配で、そう思うと支笏湖の湖畔に大きく波打っている。風があって気温が低い、雪くるかな。。体力溜め込んで、昼前に出発。
今日は、美瑛に出たい。6月に行けなかった温泉があるのだ。 R16号を千歳に抜け、R337からR274号にて、追分、川端、夕張に入りとみさとへ。 雨だ・・寒い寒い。途中見つけた「樹海温泉はくあ」 に飛び込んで温まる。薄茶色の身体に効きそうな湯だ。時間も制限あるのでじっくりスピーディーに浸かって出発。 R274よりR237号へ。6月にも走ったルートに懐かしさが蘇るも、寒い・・・いつしか手がガチガチに震え出し、アゴがカスタネット化してきたので宿を決めて早めに滑り込もうと幾つかのライダーハウスに電話する。ゆとりをもって富良野に泊まろう。小雨の中猛ダッシュで走るも、前の車がパトカーに捕まった姿を目のあたりにしてしまい、その後押さえ気味に気持ちだけ早めて16時過ぎにはふらのに到着できた。



「宝来」という民宿風のライダーハウスだ。じじばば様二人で営んでいる1000円で泊まれる宿。でも温泉風の風呂がじんわ〜〜りと芯まで暖めてくれた。ふー救われたー ほかの客が居ずに貸し切りだ。寝泊まりの広間のふすまの横でふつーに暮らしていて、風呂の感謝とすこし会話を楽しもうと試みるもシャイな感じで広がらず、日記書いたりTVみたりのんびり過ごし早く寝た。 あ、雪で目的の「吹上温泉の露天風呂」 に行けなかった。明日再トライだ。
10-14-1宝来

14日。
麓にも雪が積もっているじゃん! 覚悟はしていたものの、白さを纏った我がバイクを目のあたりにするとちょっと心が折れてしまった。「北の国から」でも宮沢りえが入っていた通称 「吹上露天の湯」。積雪で通行止めなそうな。北海道ツーリングの聖地でもあるこの場所に2度続けて訪ねられないのは辛い。旅の途中で再トライを決めて先を急ぐ事にした。
9:50分発。左右の靴にビニール袋をすっぽり被せた雨仕様でダッシュ。R38号を東へ急ぎ、降ったりやんだりの天候の中を狩勝峠 まで抜けると、先ほどまでとは異なる風景が広がり空色も回復していた。 なんと広大なことか。北海道らしさを五感で受けながらランを楽しむ余裕も生まれてきました。
清水町にて、北海道入って初の名物食と巡り会う。帯広「豚丼」 だ! 腹が減って店を選ぶゆとりがなかったのでドライブイン風のところで食べたのですが、先ほどまでの塗れと寒さのせいか、はたまた久々の贅沢だったのか、胸がつかえて苦しかった。贅沢したのに勿体ない・・お茶とともにかき込みながら先へ急ぐ。感想?たれが美味しく肉はややぱさついててもっと良い店を訪ねたかった。
帯広市内でホンダウイングを見つけてオイルチェンジで相棒を労る。プラグも交換だ。市内のワークショップで安いオーバーズボンと防水ブーツを買う。やっと北海道仕様に進化できた感じだ。
R38を幕別、豊頃、浦幌、音別(あ、音別だ。)、おお、「しらぬが恋問」という道の駅 を見つけるも、今の自分には不要じゃいと通過し、17:00 釧路市街へ到着。
小さいかと思っていた町が大きくてびっくり、北国らしい活気が漂う明るい町だ。800円で泊まれるラーダーハウスに滑り込み、今日は相棒のために出費したので自分は自粛して静かに就寝。。

15日。
昨夜は同室のにいさんの歯ぎしりがひどく寝不足だ。早めに動き出して、釧路・和商市場へ出撃です。ここでの「勝手丼」なる名物 が今回釧路に寄った目的でもありまして、白飯の椀を抱えながら市場のお店を巡って好き放題などんぶりを完成させて満腹にほおばれるなんて、何と夢のある企画なのでしょう。しかも発祥は貧乏ライダーの腹と心を満たすためというところからですから、バイクで来れたからには贅沢しましょう。おっちゃんねーさん達との会話を楽しみ試食させてもらいながら1300円の控えめ丼(笑)完成。おまけしてもらってのものでしたから、実際豪華で心に沁みる旨さでした。海の仕事をしている人たちは、温かかったです。 嬉しかったので実家にも瓶いくらやたらこや数種類を送りました(送料着払い)。
久々に胸と腹一杯になって俄然北海道旅が楽しくなってきた。

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釧路湿原は雄大だ。スケールが違うぞ なんだか脳裏に「キャロライナ」が浮かぶ程。アメリカのあっちの広大さを表現したかったのだろうが、、この大自然豊かな釧路湿原からは生命のエネルギーをシャワーのように浴びて走っているかのような感覚があった。何かに迷ったら、またここに来よう。
鶴居を越え摩周市街を抜けて、R243号で屈斜路湖・和琴半島湖畔着。 ここには評判の良い無料露天風呂が2つあるのだ。和琴温泉のほうはシーズンオフでドロドロしていたが、コタン温泉は最高だ。 源泉掛け流しの湖畔に浮かぶような混浴露天風呂。温度も管理も素晴らしい。近所のおっちゃんが20年前に作り愛情注いで維持してくれているようだ。
白鳥の餌付けもしていて入浴中にサービスなのかたくさん呼んでくれた。

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久々に旅ライダーと一緒になり情報交換もできた。
ここで得た情報を元に湖畔のR52号から川湯、野上峠を越えR115で清里、R334号で南斜里経由、ウトロへ。 オホーツク沿いの厳しい寒さ、風景、大自然を感じ堪能し、オシンコシンの滝を越えて、15:25分ウトロ港到着。ここの「 ウトロ港婦人部食堂 」に来たかった!
名物だという「鮭親子丼」 の1600円の価格に貧乏ライダーとしておののくも、ここまできて名物に触れないとと奮い立たせ、注文。「ちょっと大盛りで」と一声足すと、丼から溢れんばかりに盛って運んでききてくれた。 嗚呼・・旨い。ここまでの道のりと、この古い漁港のおばちゃんの優しさに触れながら、古い店内で喰うのが旨い。いくらが米と手をつないで喉の滑り台を降りているような絵が浮かぶほど、幸せな一杯でした。ごちでした。
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斜里まで戻り、山を見上げると、白い。羅臼岳は雪だ。もうひとつのカムイワッカ湯の滝もこの時期はぬるいし危ないしと伺い、知床峠を越えてもう一つの聖地である 羅臼温泉熊の湯 を目指したかったが、、断念した。 
Uターンしライダーハウスクリオネへ。1000円でモール泉の珍しい温泉付きの安宿だ。北海道はラーダーに優しく宿泊費安価でたくさんの選択肢があるから嬉しい。手作り感満載だけど落ち着くなー好き。こういうの趣味の範囲で将来やりたいと本気で思った。しかし、この時期ライダーになかなか出逢えない。孤独な夜だ。



16日。
早起きしてモール泉の朝風呂。今日は刺激的なルートを走る予定。
R244号に出る。遥か彼方までどんより曇り空だ。いくら走っても風景が変わらない雄大な大地。海脇の濤沸湖を越えて、おお、あの網走市だ。プリズンタウンだ。 が、雨へと変わった天候でテンションが上がらずに通過。刑務所前も通過。網走湖、能取湖を越え常呂町 に入った所で「浜焼き」の看板が。カップ麺食べたばかりだったので通過するも、地のものを食べずして旅語るなかれと引き返し、ホタテ浜焼き2個315円を注文ししばし待つ。待っているうちに服が乾いてきた。 うわあ、デカい!肉厚だ。香ばしくてほくほくで2個食べる勢いであっという間に2個たべきってしまい迷う・・次の出会いもあるだろうと名残惜しくも美味しい余韻に浸りながら元気をもらって出発だ。
R961サロマ湖通過し佐呂間で給油。R103号の留辺蘂町(るべしべ)で雨だ。R39で強雨に。何とか石北峠を越え大雪湖 へさしかかった頃にはヒョウに変わった。痛い、冷たい、きつい、寒い!それでも先へ進まねば。ガタガタ震えながら、層雲峡温泉黒岳の湯へ。 なんだかスキー場にきているような雰囲気だ。でも、助かったー 温まった。
雨が弱まってきた。でも路面が濡れていて凍りそうで危険だ。慎重に峠を下っていく。夕方には旭川市街に入るも、お目当てのライダーハウスが開いていない。他にもふつーの宿しか見当たらない。どうしよう、まず空腹だ。旭川ラーメンが有名だが、ツーリングマップルで惹かれた店があり「しょうがラーメンみづの」 を訪ねる。 おお、ボロい。なんだか戦後復興の東京を思い起こすような雰囲気(に当時は感じた)。シンプルな支那そば風に見えるのだが、、感動してしまった。 当時540円という安さながら、ヒョウにやられた寒さもあったのだろう、湯気朦々と霞む薄暗い古い店内で、希望の光に出逢ったような衝撃。しょうがの入ったスープがこちらを察したかのように染み入りポカポカと気持ちまでも温めてくれたのでした。 旨いと思った。あったかーいラーメンでした。
3000円台の健康ランドしかなさそうなのだが、旭川駅でタウンページを広げてみると、近場にオスパーというサウナ がある。 電話をすると、朝方4時までにチェックアウトするとサウナ料金の1050円で良いという奇跡。早速伺い、予想外に充実な施設内で風呂に浸かりTVやマンガを読みふけって朝方まで十分に温かく休まりました。

17日。
出発して1週間かー 自由で縛られない良いペースの旅だ。
3:30分に目覚ましをして、充血な目のまま朝風呂の薬湯へドボン。染み入って再生されていく感じ。ネットにも久々触れられて情報を集め、朝4時ギリギリに店を出る。ありがとう!旭川が好きになったよ。
まだ寒く、コンビニをハシゴした後に旭川駅の待ち合い場で仮眠。結構人が利用するものだ。 明るくなり、旭川ラーメンの先駆けらしい「らーめん青葉」へ行く。朝9時からやっていた。 グツグツ煮ない静かなスープで深い味わい、飛び抜けたインパクトがある訳ではないが、旭川の民の日常食として発祥したのでしょう、ここでも優しい温かさを感じる事ができた。
町で作業撥水ブーツを買い履き替える。次第に空が明るくなり、こんな日は美瑛を目指したくなり出発。
R237からR452号に入ってパッチワークの路へ。 6月に訪れて以来だけど懐かしい・・ 秋だ、美瑛の秋、美しい。豊満で滑らかな大地に色とりどりの紅葉と農作物の鮮やかな緑。澄んだ青空と抜けるような白さの雲、完璧だ。感動的だ。

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ぐるぐるっと駆け巡った。にこにこした。暫く浸りたいと思った。
美味しい空気と風景に腹が減り、量を食べたいと「富川食堂」。名物のカツ定食がでっっかくて、キャベツなんかも半玉刻んでると思える程大量。ここでも久々に満腹な幸せに包まれましたよ しかも700円、素晴らしい!
その後もう一度美瑛をゆっくりと巡り、6月泊まったポテトの丘YH も遠目で覗く。その時の旅も素晴らしかったなー。 ふらのの近くまで来ているのでもう一度、吹上露天の湯 を目指ずぞと十勝岳を登り始めると、雪山が迫ってきた。 駄目だ、電話してみると美瑛ルート封鎖だった。上富良野ルートを目指したけれど、アイスバーン道路では相棒のバイクへの負担も大きいし、そもそも混浴に人なんていないだろうと気がつき、再度断念。
で、富良野の「 ライダーハウスログ由縁 」 に辿り着き、おっきな木の丸太をくりぬいた湯船のある手作り感のログコテージに1000円で宿泊。 気持ちのよい時間を過ごした満たされた1日、しめっぽい布団ながら気にせずぐっすりと眠りにつきましたzzzZZZ

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つづく。



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福岡長崎、山陰を抜けて。。 03年バイク旅


風景が日々変化していく秋を届けようと思うと、
自分のどうでもよいことは後回しになってしまいます。
でも、10月の連休を過ぎるといつも思い出すのが旅中の北海道滞在。
ちょっと間は割愛しながら、一回追いついておきます。


前回まで。旅カテゴリ 

27日。
前日に引き続き、ひたすらに船の上。
海も穏やかでずーーーっと、水平線が広がっている。変わり映えない風景。旅仲間らしき人の気配が今回はなく、ひたすらに睡眠。。なんだか昔の夢を見たり、人生を振り返る暇移動時間となりました。なんかの予兆かな?
12:38分 博多港へ到着。

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わ、街が違う、文化的というか密度が違い開けた地方都市感が漂う。名古屋に近い印象だ。 とんこつらーめん博多濃麻呂 が目に入り1発目の博多を食す。癖なく旨みありスープが美味しかった。博多ばい。 船から見えた福岡ドームのあたりをバイクを停めて散歩し、ダイエーどうなっちゃうを考えながら次の目的地もボーっと考えます。 長崎に行こう。

R202号の唐津街道を走っていると海沿いの道に出て玄界灘に出くわした。夕方出会えたら綺麗だったろうな・・唐津手前に虹の松原 という日本三大松原があるらしく寄る予定だったのだけどうっかり忘れて通過してしまう。。 道の駅伊万里 で焼き物いっぱいみて梨食べて(試食のみ)、有田に入る。この202号は焼き物街道でしょうか。はなわの佐賀県がブレイクしている頃でした。
佐世保市に入る。県道213号を使うとハウステンボスにつくらしく、高校の修学旅行の少ない記憶の上書きをしたくなって向かってみた。節約のため入らずに建物近くまでいってバイクとともに記念撮影。有料道路のパールラインを使って長崎市へ向かうことに。
18:45分 長崎駅到着。 目的は、ちゃんぽんと夜景です。 予備知識なく飛び込んだ1軒目は失敗だ。灰色スープでまずかった。。夜景で気を取り直そうと稲佐山へ向かう。ここは、神戸函館と並ぶ日本三大夜景のひとつなのでした。
長崎ロープウェーで頂上へ。 かっこいい夜景だ。(いつのまにか世界新三大夜景になったらしい) 確かに素晴らしく綺麗だったのだけど、夜景マニアな自分には思いのほか響かなかった心境を今でも覚えています。当時の気持ちの問題かな? もう一度訪れたい場所になりました。

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下山しバイクで街をぐるぐるし、繁華街の思案橋へ。 おお、なんかちょっと、ピンクだ。 健全にラーメンともういっこをハシゴして雰囲気を楽しんで、今日の寝床を探す。 閉店後の店の外ベンチを見付けて野宿をするも蚊と格闘して2時間で撤退、、コンビニ巡りで体を温めて、暗いうちに平和記念公園へと移動して再度ベンチで寝直す野宿となりました。 ここも、超早朝散歩や動物に起こされて寝れなかったなあ。

28日。
仮眠程度ながら身体が少し休まって、こちらも修学旅行以来の長崎を、ちょっとぶらぶらと楽しみました。

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公園からオランダ坂、グラバー園、大浦〜をバイクで巡る。ひっそりとひと気ないシャッターの閉じた商店街から漂う空気感、歴史ある街だと少し時間の遡った風景が脳裏に浮かんできます。いいなあ・・良い雰囲気。 空いていたので禁区域も少し静かにドライブできました。 次の眠気の波が押し寄せてきて、長崎港の待合室で3時間ほど仮眠。旅で気づいたけど港はよく眠れるスポットです。 繁華街の会楽園で改めてチャンポンを食べ満足して次の町を目指そう。
11:30長崎を出発。 R34号で無駄な干拓地・諫早湾沿いを走る。R207で鹿島、R444号でむつごろう広域農道という気持ちのよい一直線堂を走り、R442号の工事中な山間のくねくね道を飛ばし、今日の目的地 「黒川温泉」に15時頃到着した。

9-28-7黒川温泉
熊本阿蘇の黒川温泉。 ツーリングマップルでも勧められている情緒ある山間の温泉郷。25の旅館から成り立ち、入浴手形 1200円を購入すると3ヶ所自由にはしごできるお得な企画。 やまびこ旅館 の赴きあるおっきな露天で久々のんびりとした雰囲気で明るいうちから温泉を楽しみました。50円の温泉卵も旨かったなあ・・ 日が暮れてきてから次の温泉探し。あ、混浴だ。洞窟風呂だ。神明館へ。 下心は別としても纏う雰囲気やおもてなしの演出が心地よく、人気なのが頷けました。温泉郷に灯る行灯の明かりがまたよいのです。時が遡ったかのような、懐かしく心地よい風景。古い木造建築が幻想的に浮かんでいました。最高に、リラックスできました。
お財布的に、ここには泊まれないなあと悟り、今宵黒川温泉を出る事を決める。コンビニで軽食を済ませて移動。一度通過した道の駅小国 から呼ばれているような気がして戻り、茶屋のオープンテラスの椅子に横たわりシュラフに潜り込み就寝。 周りは霧めいていて魔界のようです。木々を抜ける風の音がリアル。そんな環境ながら温泉効果かリラックスして20時には寝付いていました。



29日。
夜中、寒くて目が覚める。奇麗な障害者用トイレに段ボールを敷き再び眠り、明るくなってきた6時台に眠い目をこすりながらエンジンに火を入れ動き出す。 R442号でやまなみハイウエーに入り、来る時と別ルートを駆けたくてR40号へ。曇った山間の道は体感温度がみるみる下がっていきます。寒い、寒い。偶然ルート上で 「筋湯温泉」を見つけ温もり欲しさに寄ってみるとー・・大正解! 黒川温泉とは趣がまた異なり、派手さは無いのですが心に響く感じの共同浴場がいくつかあり、それぞれが素晴らしいです。空間の真ん中に湯船のみの潔さの薬師の湯。もうもうと立ち上る湯気が、体内の気管支を潤し埃を押し流してくれる。神経も緩やかにリラックス。あ、豪快な打たせ湯だ。 シチュエーションが演出してくれたのもありますが、今思い出しても日本一周で出逢った温泉の中で三指に入るほど気に入った温泉となりました。嗚呼、気持ちよかったなあ。。貧乏ライダーに優しく、温泉浴に特化したシンプルな温泉、嗚呼、気持ちよかった。2回も書いちゃうほど、良い印象が残りました。 ゆっくーりと過ごし、9:20分出発。
静かな山間を駆ける。R40号から四季彩ロード、R387号とつなぎ、道の駅いんないに寄り、宇佐からR10号。道の駅豊前おこしかけを見学し、フェリー到着の福岡へ戻ってきたぞ。 そのまま下関へ抜けるも良いが、お世話になった九州をさらっと通過するのが忍びなくて、まだ明るいし小倉城へ寄ってみよう。 

9-29-1小倉城
市街を迷いつつ,15:30頃到着。 小倉城は、大河ドラマの武蔵にも縁のある城らしい。 演じた市川新之助に似ていると言われ、何か運命めいたもの勝手に感じながら城脇の公園を散歩した。ちっこく可愛い城だった。
移動をし、ツーリングマップルお勧めのめかり公園近くの ちゃんぽんを食べに向かうもタッチの差で閉店に。諦めきれずに界隈をうろうろすると、「おでん弁当」なるものを見つけて夕暮れの公園で関門海峡のうずまきを眺めながら九州を振りかえりつつほおばりました。温かかったなあ。
さあ、このあとどうしよう。下関のふぐには貧乏的では手が届かぬし、未練も膨らむから通過してしまおう。150円払い関門トンネル を抜け山口に入り、R34号を内陸に進む。夜の道は怖いので海沿いの平坦なR191号北浦街道を響灘沿いに走ります。美しい夕暮れの水平線が続きます。。浮かぶ島々、白波、足を止めて飽きるまで眺めていたいほど美しい・・地元の人は幸せだなあと羨ましく思いつつ、豊浦、豊北、長門を通過する頃には真っ暗に。ネグラを探すも明かりの大きな町はなさそう。一気に萩までいこう。 黒川温泉から萩だもの結構なロングランとなり疲れてしまった。
20:30分 萩市街へ。
既に寝静まっている夜の城下町をゆっくりとバイクで静かに巡る。昔の町並みが大切に保存され、住む皆さんが町を大切にしながら現代を生きている。かっこいい・・。 長距離ランで疲れが溜まり眠いのだけど寝床やお風呂が見つからない。閉まった商店街のアーケードのベンチで寝てしまおうと横になるも、またしても蚊の襲来にあい退散。先ほど目星をつけておいたショッピングセンターのコインランドリーに戻り、妙に温かく快適な待合場でそのまま横たわって就寝。。



30日。
早く目覚めるもひと気が無く安心して2度寝。太陽が昇った8時頃から久々の良い寝覚めで動き出す。ここでも太陽の光に有り難さを感じ感謝。気持ちを穏やかにしてもらいました。 さあ、萩といえば、松陰神社・松下村塾。 陽を浴びた古き良き町並みの散歩とともに、明治維新活動の地の碑、神社内松下村塾を見学する。妙に清々しく、何か迷いが抜けたような錯覚があったのを覚えています。
今日の目的地は広島に。 数日山奥で夜を迎えたので久々に文明と人に触れたい心境だった。R191号の海沿いを駆け益田を越え、美都温泉湯元館 へ立寄り冷えた身体を労りました。 ちなみにここに寄ったのは、この山陰地方?で販売されているのかな 「温泉博士」という温泉ガイド本に、大量に温泉クーポンがついていたから。当時390円のこの本を買うと、数千円分の温泉無料クーポンがついているという変態っぷり。1回で元がとれた有り難い本との出会いに感謝です。今でも、温泉博士1冊もって湯巡りツーリングに出たいなあと空想することがありますよ。
スッキリして三段峡,戸河内を通過。布というところからR38号にて広島市街を目指し、17時に広島駅前着。おー広島だ。まだほんのり明るいので、先ほどの無料クーポンにあった竹原のバンブー温泉(健康ランド) へ名前につられて行ってみる事に。 ディフォルメされた地図にだまされた、50kmも先じゃないか!随分進んでから気がついて、引き返そうか迷うも「戻る」という意識がもうこの旅の中ではなくって、近い尾道を目指してしまう。嗚呼,お好み焼きや活気ある町との触れ合いは先延ばし。。しかも尾道が結構遠くてマップルを見てもユースホステルが無い。町がなければネットカフェも無い。この日はどうしても布団で寝たかったのと、広島を通過してしまった引け目からか、遠回りをしたいと思い 瀬戸内のしまなみ海道のユースへ向かう事にした。いきあたりばったり旅の醍醐味だ。
ユースに電話すると受け付けてくれて、三原→瀬戸田のフェリーを教えてもらった。 20時の最終便に間に合った! 真っ暗の島を迷いながら走り、20:40分 瀬戸田しまなみユースホステル に滑り込みました。
古いな・・8帖間に1人っきり、でっかい紫のクモがいる、風呂もくもやムカデがいるぞーー おっかないけど島だから仕方ないと気持ち入れ替えてそのままの環境に浸る事に。順応性順応性、4日ぶりの布団で、爆睡zzz。。

10/1日。
朝食付き3150円のユース泊、元を取ろうと朝から久々に白米をおもいっきり詰め込んだ。節約旅生活の中ではこんなことでも幸せに感じる。食によって生かされているのだなあと改めて思う。荷物を詰め直して旅支度を済ませ、9:10分出発です。
昨日は暗く見えなかった島をぐるっと走り、バイク込み155円のフェリーで隣の因島へ渡る。瀬戸内海の島々を眺めながらのラン、爽快だ。 小さな島々にも学校があり暮らしがある。昔を思うと資材運搬とか本土に渡るのも大変だったろうにと振り返る。中略。 向島へ渡るのは高速のようなしまなみ街道を使い、尾道にはもういちど船で渡ろうとするも、いつのまにか西瀬戸尾道ICまで通過してしまった。。短い滞在ながらも 瀬戸内しまなみ街道 は旅の5指に入る爽快なツーリングルートに記憶されました。

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尾道。大林監督の作品が多い映画の町。情緒ある港と坂のかっこいい町。商店街と映画撮影スポットを巡り、尾道ラーメンを食べ、海を眺めながら心地よいひとときを過ごして、次の町へ。 R2号を福山、笠岡と抜けて倉敷へ。福山に入って久々に旅ライダーと出会い旅情報を交換する。嬉しいなあ生きた情報。40キロ位並走して市街手前でホーンを鳴らし別れる。 美観地区の倉敷を少し走り、好みの町ながら今回は先へ進む事にして、15:30分岡山城へ到着。

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戦争で焼かれ、1966年にコンクリート造で再建されたがちょっと作り物感があっていまいちだなあ。公園で食事をとり少し過ごし、「温泉博士」をもとに岡山の温泉を巡る事にする。 ベタな名前の 桃太郎温泉に到着。なんというか古い健康ランドを自力でいじった感のあるイマイチな所だったが、その後18時半から行われた観劇にちょっと感激してしまったよ。 旅一座のような舞踊ショー、家族や小さな団体で各地を巡っているのかここ専属かわからないけど艶っぽくうまくプロでした。報われてほしいと思ってしまった。 入浴とショーを見てクーポンでタダとはすごいな温泉博士。
次に田園風景の奥にぽつんとそびえ立つ 湯迫温泉白雲閣 に到着。かなり立派な温泉旅館だ。ちょっと昔にタイムスリップしたかのような雰囲気、温泉も空間も良いし、またもこんな感じの芝居と舞踊ショーが。 岡山の温泉では舞踊ショーはセットな文化なのだろうか。桃太郎温泉よりもプロな感じだった。ありがたいクーポンのただ湯を楽しみ、広間のソファーで寛いで、夜10時に岡山市街に戻った。ちょっとのぼせ気味だ。 宿となる所を探すも時間も遅かったしヘンな刺激が欲しくて、岡山駅ロータリー左手に並んだホテルの壁の、ちょうど陰になる平たい所に横たわり、そのまま寝てみました。タクシーとか見える位置。まだ人の動きがある。ボイラーの暖かい風が送られるのと緊張の中の妙な安心感に包まれて、予想外に快適に就寝。。

10/2日。
人に起こされる事も無く安心な快眠、こんな経験は中々できないだろうとニヤニヤして起きる。何かに守られていた気もした。
7:00出発。ややどんよりした空を気にしながらR53号を進む。津山を越えR181号に入り久米、久世で大山道(だいせんみち)の熊でそうな心細い山道を前進し、やっと湯原町へ入った。 目的地は、温泉番付の 西の露天横綱らしい湯原温泉だ。 混浴だから選んだんだ!(笑)それにしてもこんなにも立派な温泉が無料とは凄いなあ。平日の10時頃だったのでおじいちゃんおばあちゃん?がたくさんだ。エロでなく湯の下に平等、のんびりを共有できる混浴文化は素晴らしいじゃないか。心地よくのんびり過ごし、さて次はどこへ向かおうとマップルをみると鳥取県に触れずに通過してしまう所だった事に気がついて、温泉つながりで三朝温泉へ。 おお、HPの地図をみているとけっこう上に下に走り巡っていたのだなあ。。 河原の湯という 河原脇の無料温泉(混浴)に到着すると、橋からも丸見えじゃないか!ちょっと半笑いとなったが、人も少ないし知らない土地だからいいやと開放的になり堂々と入浴。じいさんと2人の河原湯入浴を楽しんで出発。
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さあ移動だ。岡山県に戻りまたもクーポン利用できる 奥津温泉花美人の里 へ。デザインされた和の近代的な温泉施設、内湯も露天も敷地内もとにかく立派だ。390円で買った温泉博士のクーポンで、ただでこんな快適な入浴をしてよいのか心配になったくらいだ。貸し切りに近かったし。自分の中で岡山は客人をもてなす温泉県というイメージができちゃった。好きだなー岡山。
リラックスして過ごし15:00発。R179号をひたすら走り、R373号、R5号に乗って龍野経由R2に合流、夕暮れの姫路城には18:20分到着。さすがにもう暗い、ライトアップの国宝を遠くに眺めながら記念撮影。またくるよと誓い、行ける所まで進もうとバイクへまたがり、
夜景を眺めながら明石を通過し、数度バイクで走った馴染みのルートを兵庫・神戸・三ノ宮・灘・芦屋と通過し、甲子園を越えた辺りで猛烈に腹が減り、TVで見た事のあるびっくりラーメン一番(現在はなくなっちゃったフランチャイズ店)に飛び込んだ。 凄いぞ!本当にラーメンが180円で、300円のセットでごはんおかわり無料だった。ちょっと感動してしまい、グビグビと飲み込むように白米をかけこみスープで流すという、高度成長期の日本の風景(数日前に読んだ美味しんぼの影響大。)さながらに胃袋を満たしました。あの日の300円らーめんと白米は、旨かったなあ。。感動は記憶に深く残っています。
10:45分 梅田到着。久々に都会の夜だ。バイクを止めしばらく散歩するもちょっと落ち着かず、なんば道頓堀へと移動してネットカフェを見つけてぶらぶらした後就寝。 

3日。
気が張っていてか余り寝れずに7:30には出発。道頓堀に停めたバイクも無事だ、良かった。
今日はもう、ひたすらに帰る日だ。市街からR1号に出て京都を目指し、久御山で有料の京滋バイパスに乗り宇治、大津を越え名神高速へ出た。エンジンを労るためにこまめにSA・PAで小休止をとりながら進み、岐阜、名古屋を越え中央自動車道に。 


そのまま進み 恵那峡、中津川、飯田、駒ヶ根、そして15:40分伊那で降りる。 高遠を通過して、旅のスタートルートを懐かしく逆走に。茅野からR192、R152号の大門街道、17:05分白樺湖通過、この時が、、ガッチガチに寒くて温度も一桁息が白い。次に北海道に向かう旅第二弾の厳しさを分からせるかのような、そんな仕打ちにも思えたラン。 望月を越えてR142に入り、使い慣れた道を懐かしく感じながら、18:07分、無事実家に到着。

ひと月弱の旅だったのに、確実に季節は変わっていました。



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次の北海道は、紅葉綺麗だったなあ。2日目には雪に降られたっけ。。

フェリーで沖縄へ。 03年バイク旅


なんだか首肩こりがひどく頭がうごかない。。ちょこちょこ下書きしながらの
更新ですがはかどらない為すこしさらりと先に進みます。。

前回の続き 旅カテゴリ。  

ーー台風は ダメです。 バイク旅の天敵。

熊本の熱い夜を期待し市外へ向かうか迷っていると、台風上陸のニュースが。。
この後は鹿児島に向かい、そこから沖縄へフェリーで渡ります。欠航が続き足止めをくらうと今後の旅の予定がつかなくなるものですから、むむー・・断腸の思いで先を急ぐ決断をしました。 馬刺し熊本ラーメン焼酎や素敵な県民性・・・帰りに寄れるかな?
R325号でからR443号で南下。市街からどんどん田舎町へと進み、なんとなく知っている地名を目指す。人吉市、ウッちゃんの里だ。R25号の山あいの村を抜けR445号を駆け抜け、夕暮れが終わりかけの18時半、人吉駅に到着です。
九州の小京都とも称される人吉。 もう暗いので城址や観光地巡りは出来ないが、バイクで町を流すにあたって確かに情緒を感じます。ひなびた歴史街といった感じでしょうか、時間をかけまた寄りたい町との出逢いでした。
R221号で、宮崎県えびの市 を目指します。 
もう真っ暗で、思えばこの旅始まって以来の夜走行の山間の道、流石に店も民家もなくひたすら暗い道が続き結構怖い。夜の峠越えは負担もおっきい。やっと見つけた車の後ろにぴったりとくっついていもむし状にゆっくりと先へ先へ進みました。
20時ちょうど、えびの到着。
真っ暗で何もない為、ツーリングマップとにらめっこし、R268号で栗野間で行き、そこから高速で鹿児島を目指す事にしました。拘束のSAなら一晩過ごすのも快適だろうし。 で、22:10分 桜島サービスエリア到着。 そのままベンチのような所にごろんと転がり速攻で就寝。。。 この日は400キロ超の移動でした。



19日。
浅い眠りの中4時過ぎに目が冴えてしまった。日の出の海岸ライディングも良いだろうと出発。
次の所で降りると料金900円。1泊もでき距離も稼げて良い選択でした。 5:10分桜島フェリー到着
まだ暗い。ターミナルもどこも開いてないので、汗と埃にまみれた身体を温めるべくお風呂を探す。コインランドリー付って書いてあった、太陽ヘルスセンターへ。おおレトロな名とは裏腹な近代スパの下町版みたいな感じ。この時は330円で入れました。朝っぱらから人たくさん、出勤前に寄られるスーツ姿も結構いたなあ。鹿児島人と裸の付き合い、良い感じです。1時間半ゆっくりして、もう一度桜島フェリーターミナルへ。
沖縄行きは1日1便、18時発だけ。
時間が余り過ぎている。天気もすごく良い。 ここまで来たから、じゃあ池田湖のイッシーに石を投げに行こうとあほなことをが浮かび、行ってみた。山間のでっかい湖、いたっておかしくない秘境ふうではあったがやっぱりいなかった。 指宿スカイラインで町へ戻り、本場鹿児島のさつまあげや何かを食べ歩きしてターミナルへ。

欠航!!
天気良かったので予想外、何さ、ダメなのかよー嗚呼明日出るかも分からないじゃないか。
打ちひしがれながら、本屋へ行き沖縄へ渡る全てのルートを探してみる。飛行機の空き予約も電話してみるもダメだったし高かった。。 ターミナルで、野宿。夜には大荒れの雨となりました。くっそー 大きな雨音のせいで意外とよく眠れた。

20日。
5時に起きるも外は多雨。ターミナルに数組野宿者がいた。同じ思いで夜を越したのだろう、仲間意識が勝手に膨らんでいた。 8時過ぎまで仮眠を続け、奥のターミナルに行ってみるとー・・ 運命か?もうひとつの沖縄に渡る方法、琉球海運 という船があり、しかもライダースパックという、バイク人込みで14,070円という破格の船代に出逢った。嬉しいサプライズこの旅最大でした!
問題は今日出るかだけだけど・・嬉しいからいいや。運にかけて、桜島へフェリーで渡り島ツーリングをし、白浜温泉センター で茶色く濃い温泉にどっぷり浸かって疲れを抜いて、露天の火山灰パックで白塗りになって、スッキリ身軽にターミナルに戻るとー・・ 多少う回はするも出港との朗報が。ヤッターー良い日だ。鹿児島までこれて本当によかった。。スーパーで船内での食料と酒を買い込んで、乗船。 旅人が集まった。 同室の5人とそれぞれの貧乏旅自慢を楽しみ酒を酌み交わし、何時かな船酔いもあって早めに就寝zzz

21日。
那覇港までは、25時間の船旅でした。
ひたすらに続く水平線と、青空と太陽。こんな環境が旅を旅らしく味付けしてくれる。究極の非日常時間。
沖縄の本土が見え始め、15:30分 沖縄に到着できました。

9-21-1沖縄上陸

同じオフロードの日本一周中鈴木君。
一番左の番傘姿の彼は東大阪から徒歩で沖縄を目指してきたツワモノで、出先に友人にベースを抱えて唄えば賽銭が集まると荷物に括ったものの、弾けずに邪魔なまま2ヶ月旅を続けてきたとのこと。四国の海寄りの、美味しい海水情報などを教えてくれました(笑) 海水飲んでー畑のきゅうりやトマトを失敬して生き延びてきたらしい。面白かった。

港に降り立った時の太陽のジリジリ感・・待ち焦がれていたソレでした。
旅仲間達と再開を誓い、チリチリに別れた。 その後結構町中ですれ違うものでそれも嬉しかった。
ぶらっと町をバイクで流し地理を把握し、無料試食の店を巡って、思い付きで選んだところでスキューバダイビングのライセンス取得の手続きを済ませました。沖縄入りの一番の目的を、PADIオープンウォーターのライセンス取得にしていたのです。27歳の誕生日記念の、ダイバーデビューでした。 旅人向きの安い旅宿に入り、夜の国際通りをぶらついて、就寝。

22日。
今日はひたすら学科を勉強し、夕方テスト82点で合格。機器装着練習して終了。
沖縄国際ユースホテルへ。
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ホテルタイプの立派なユースでした。同室はやはり皆旅人、ロビーへ移りいろんな旅話を聞き感化され、これからの旅スポット情報なども得ながら夜中2時くらいまで飲み語らいました。27歳を祝ってもらえた。嬉しい夜だった。

23日。
本土南部の、奥武島(おうじま) が今回のダイブスポット。午前は基本を行い午後は少し深い奥まで行けた。 台風の影響でにごりもありイメージとはちょっと離れていたけどダイバーデビューできたんだ、じわじわと実感が湧いてきた。力みがあって疲れたけど、今宵泊まった旅宿の柏屋 が居心地よく明日への期待を持って気持ち良く就寝。。

24日。
今日も奥武島へ。昨日よりも透明度が高く快晴っぷりが素晴らしい!
昨日と違い軽快にダイブを楽しめ、講習を修了し残留窒素を確認し、晴れてダイバー櫻井誕生しました。 夕方オプションダイブを1本潜り、ニモにもたくさん会って、この無重力宇宙空間を自在に動けて未知の光景を楽しめるダイビングというものにハマってしまった! その後も、ケラマ諸島サイパン、タイのコタオ等々、潜りにいく素晴らしいきっかけとなりました。直近は3年前の石垣島、また潜りに行きたいなあ。。
ダイブの余韻と、たっぷりの泡盛と宿にあったスラムダンクの最終話で泣いて過ごした夜でした。

25日。
昨夜の泡盛が効いて寝坊。今日は目いっぱい沖縄本土をツーリング。 「ひめゆりの塔」 で深く手を合わせ、R331号を知念村、佐敷町、与那原町と進み、小雨の中首里城へ。その後R58号で宜野湾、北谷、嘉手納、読谷を抜け恩納村海岸、万座ビーチそれぞれちょこちょこ寄り道。瀬良垣で偶然に旨い沖縄そばを喰い、みゆきビーチいんぶビーチを抜けて名護へ。 オリオンビール名護工場で見学と試飲。 よ、よーく休んでから再出発し、名護パイナップルパークでドラゴンフルーツを土産に送って、R329号で東側海岸コースをひた走る。米軍キャンプハンセン、石川市、与勝半島、そして名前に惹かれた、海中道路 を夕暮れ時に駆け抜けうっとり過ごす。。浜比嘉大橋、勝連遺跡、R329で沖縄市、北中村、西原を通りR38号から首里へ戻る。市街地に戻った頃は20時をまわっていた・・。
この日は冒険をしたくって、夜の国際通りを楽しんだ後、町のはしっこのマンションの踊り場で野宿をしてみる。「よ、寄ったまんま寝てしまいました」の言い訳を考えておいて寝つく。朝、新聞配達員のギャー!という悲鳴で起きて寝ぼけたまま前フレーズを言い移動してどっかでまた仮眠しました。

26日。
そんな寝起きで薄暗い朝の町をぶらぶらし、ターミナルへ移動し、10時半に福岡に向かい出港。
沖縄ありがとうな充実濃厚な贅沢時間を過ごせました。 この日はひたすら船の中。寝溜めの日です。福岡到着は、翌12時半予定、26時間の船の旅になります。

続く。


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9-25-5首里城
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残ってるデータが少なくて残念。
結構寄り道をしたので美しい光景がいまでも記憶されています。



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沖縄行きたい 嗚呼いきたい。

四国・九州を抜けて 03年バイク旅


いまから10年前、2003年は梅雨の明けなかった年でした。

東京最後の年。海やプールや夏らしいことを満喫したかったのですが、とにかく天候とともにモヤモヤが続いた夏となり、、旅に出る準備をしていても夏が欲しくてジリジリと焼ける灼熱の太陽を求めたくって、スタートと同時に沖縄を目指しました。

ですので割とそこまでの旅は足早に淡白に進めてしまった印象でしたが、雑な日記を読み返しながら地図を眺めていると・・10年前とはいえ結構鮮明に記憶が蘇ってくるものです。 旅人の利点は脳内ドライブ、脳内ツーリングができること。その経験が、別荘Naviの仕事に活かせているのですよ。

前回の記憶。 


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15日。
蓄積した疲れも快適な宿泊環境と清涼な空気のおかげでよく眠れて抜け、9:50分出発。
今日の目的は愛媛の道後温泉に寄って、伊予の友人宅にお世話になる事。明確な予定が決まっているのでペースも掴みやすく気持ちが楽になります。東津野川林道に乗り、カルストとはなんぞや??の解決に、四国カルスト大地を目指してみる。平地続きだった四国も高知と愛媛の県境には立派な山が連なり高原の山道をくねくねと登っていきます。なんと言うか深すぎないミニチュア山脈みたいな、信州人からすると安心感のある適度な山道でした。
11時、天狗高原到着。 
ええと、四国カルストは 海底火山の山頂に珊瑚礁がたまり、それが地上に上がり大陸プレートの変動で粉々に裂けて残った岩が白くむき出しになっている・・感じです。まだ夏の深緑がかった高原の大地に異様な姿で突き出すソレは、大地に突き刺さった骨の風化のようにも見えました。爽やかな時間帯の見学で良かった・・夕暮れ時そんなこと考えながらだと涙でちゃいます。

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この後、天狗高原から五段高原、姫鶴平、地芳峠と続く5kmちょっとの尾根道・・・これは最高の景色!最高の気分で駆け続けられました。こんなところで壮大な放牧もあって、尾根ライドマニアになってしまいそうな位気に入ったルートになりました。また走りたいな。。 頂上を抜けてから愛媛の麓までは、エンジンoffのニュートラルに入れて滑るように下っていきました。節約術です。
14:30分、道後温泉着。

9-15-9道後温泉
3000年前から存在する、日本最古の温泉です。温泉街はさほど広くないのですが薫る雰囲気がとても良い。今日は椿の湯 を選び、無味無臭な湯ながら身体中から汗が噴き出て全身が解れた良い温泉をゆっくり堪能しました。
明日も来ようと街のアーケードを散策し、友人宅へと移動。 この日は・・阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた記念すべき夜ともなりました。根っからのトラキチの友人家族と大盛り上がりの夜を過ごしました。

16日。
興奮と環境の違いに余り寝付けなかったので、ゆっくりと起きて昼前から行動。
松山や周辺に出かけ、夕方に道後温泉。今日は 道後温泉本館です。
かっこいい・・・東の湯・西の湯と浸かり、その後に過ごした湯上がりの休憩所がとにかく素晴らしかった。
通常入浴の320円に、浴衣お茶お菓子付きで+320円。味のある古き良き建築は造りものにない本物感が漂い、本当に万葉集の時代にタイムスリップ出来たかのような非日常感を味わえます。長旅をしていると特に感動が深いかも、好きになりました。
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夜も昨夜に続き楽しい時間を過ごし、就寝。。

17日。
ゆっくり起きて荷造りをし、世話になった挨拶をしてバイクに乗り込む。ちょっと寂しい・・
11:10分出発。 今日は三崎港より九州別府へ上陸予定、楽しみ。天気もよく時間もあるので四国最西端の佐田岬 へ。途中の伊予ジュースや名物のじゃこ天、じゃこカツも旨かったなぁ。
14:30分最西端の灯台に到着。爽やかな潮風をこの旅初めて受けました。山風とはまた違うロマンや美しさがあるなあ。。TVニュースの取材受けた。
三崎に戻りフェリーチケット購入し、漁港の雰囲気を散歩して、16:30分出港。

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18:50分別府港へ。
港が近づくに連れ、夕暮れの中に浮かんでくる別府温泉の夜景が妖艶に映りました。幻想的であり妖艶な・・昭和な印象、初の九州の大地に踏み入れる興奮もあったのでしょう、未知との遭遇は刺激的でした。
もうすっかり暗いけど、特に予定決めていません。まずは街をぐるりとドライブしてみて、大正風建築という響きにつられ、駅前高等温泉 という所に行ってみる。わ、大広間雑魚寝で1500円で泊まれるじゃん!野宿のつもりが嬉しい誤算、縁のものと思いチェックインを済ませました。
時間があるのでコインランドリーを探しながら地元のスーパーの見切り品をお腹に詰め込んで、もう一度妖艶な温泉街をぐるぐると散歩し、古くかっこいい宿に戻り湯につかって寝ました。

9-17-5別府
この、竹瓦温泉の砂風呂もいつか・・。

18日。
早めに出発。 湯布院行ってみよう。
R218号で地獄方面をぐるっと走る。わあ、なんかすげー 温泉の色がすごい 雰囲気が異様だ。寄れなかったけどいつかじっくり寄ってみたい所。 R11号で由布岳の脇を気持ちよく駆け抜けて、9時半頃 湯布院界隈へ
湯とアートの町なのかー。 信州小布施のような町並みの統一感がある美しい落ち着いた町です。 迷うもクアージュゆふいんへ。わ、悪くないんだけど近代的でもっと情緒あるところを選べば良かったと後悔。。
湯を出て散策しながら、この地の名物「だんご汁」 を食す。豚汁風で長くひらべったいモチ状のだんご?太いほうとうのような麺をもちもちとちぎり咬みながら食します。味は好き。郷土料理には優しさがあります。この頃は旅のせいか自然で澄んだ我が心がそう思わせるのか、何を食しても感動的に旨く感じていました。
12:30分 湯布院を発つ。
水分峠から、R11号の やまなみハイウェイに入ります。
ここはツーリングのメッカ、九州ツーリングのハイライト、国内有数のライディングロードの一つです。来れて嬉しい! 暑すぎず涼しくない日差しの柔らかな最高の気候、雄大な自然の風景の中を、駆ける駆ける登って下り飛ばし抑えて曲がり走る・・駆ける駆けるー・・ いつしかアスファルトを舐めるように滑るジェットコースターのごとく、爽快にハイウェイを先へ先へ延々と乗り越えて行く・・ 映画のエンドロールの脇の映像みたいなのが脳内駆け巡っていました。


大きな地図で見る

どのくらい走ったろうか、ふと、本田技研熊本工場のことを思い出す。前職でお世話になった会社であり、自分の好きなバイク達が生産されている拠点でもある。思い立ったら行動で、足を向き直し訪ねてみました。15時到着。

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嬉しかったなぁ。なんだか挨拶したい心境だったのですが、控えて玄関で記念写真。
熊本の夜は楽しいだろうなあ、とそのまま熊本泊を検討していると、ニュースで台風接近の情報が。

台風だけは、ダメです。
バイカーにとっては致命的、そして沖縄へバイクで渡るスケジュールが大幅にずれるようだとこのあと向かう北海道や今後の旅に支障が出てしまう。


編集中
もう次項にしよう。



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10年前の今日 四万十川の源流を目指していました。


この、ブロ グを始めてはや5年が経過しようとしています。
別荘Naviに異動をし4年が経過した時 「☆ののさくらいさん」ではない、
イチ町民・イチ山荘暮らししている人として 業務を終えた皆さんとの
繋がりと相談先、軽井沢のいまの気配を近くに感じてもらえる発信元の
ひとつとなればと始めたのがきっかけでした。
辞めちゃっても繋がりが続けばとも。でも、まだまだ居れそうです。

こちらの旅ものカテゴリにも  少し記事に残していますが、
軽井沢という町に対して昔から自分なりにいろんな尺度で計ってみて、
想いを深めてこの町で暮らし、仕事をしています。
その一番のきっかけは、10年前に東京からUターンする際、失業保険
受給待ちの3ヶ月を使って行ったオートバイでの日本一周でした。
いつかここでも振り返りたいと思いつつ時間が経過してしまいまして、
10年超えるともう・・なので、この時期に少しだけ振り返ってみたいと
思います。 備忘録なのでスルーくださいな。

ーーー

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(旅ノート。)

2003年に東京を離れ、長野に戻ることを決めました。
27歳になる年で、志半ばの学業や諸々・諸々もあったのですが、
踏ん切りをつけるためにGWに東京から歩いて帰ってみたり 6月には
1週間北海道ツーリングに出かけてみたり、未練ないように、また東京
なんて近いしいつでも戻れるじゃんを心に植え付けながら、先のワクワク
感にベクトルを向けさせて 寂しさを払拭させていました。

8月中にだいたいの引越を終え、9/1日に最後の引越と共に旅の起点を
最後の住まいであった川崎市高津区溝ノ口としました。

バイクに引越荷物をくくりつけながら、国道20号で神奈川へ入り、山梨の
富士側をうろうろと寄り道をしながら旅気分を高めます。そういえば18歳で
上京しGWに原チャリで実家に帰った際もこのコースを走っていたっけ。
東京にいた8年4ヶ月でも関東近郊いろいろ出かけた思い出がたくさんあっ
たことを想い出しながら、初日に相応しいポカポカ陽気に包まれた富士の
麓をのんびりと駆けてゆきます。

初秋の日没前に、信州佐久の実家へ到着。
長旅の一環だと思うと、実家に寄る気分も妙に新鮮となりました。

さて、ここから数日はハローワークへ退職の手続きや失業保険給付の為の
手続きを行いつつ、近場の日帰りや1泊の旅をテスト走行していました。
信州佐久軽井沢エリアは旅の拠点としても最高です。
国道141号線から18号に乗り、中軽井沢から146号線で北軽井沢・草津へ。
この辺りも高校時代からの原付旅で馴染みの場所でしたが、旅気分旅バイク
だと見える風景が違って感じます。壮大且つ雄大。これから向かう北海道に
思いを馳せながら、静かな野菜畑をすっ飛ばしました。

ええと、この辺りデータが飛び飛びにつき見つけたら更新追記していきます。
1−10日。主に今まで訪れた信州界隈を、長野善光寺・小布施・戸隠・白馬・
松本・諏訪・蓼科方面などを数回に分けて巡りました。あ都内にも戻ってた。


11日。一通りの旅準備をだいたい済ませ、失業保険手続きに掛るニセ就活も
済ませ、遠方に向けた旅を再開しました。改めて墓参りを済ませ無事を祈願し、
まったく未計画な旅は とりあえず名古屋を目指すことにしました。

国道141を南に向かい、麦草峠を抜けて諏訪方面に向かう。
この峠は国内2位の地点、標高2100m台の高地を抜けるルートです。
まだ残暑を感じていた日々でしたが、午後13時半頃にここを通過した際は
空気が斬りつけるように冷たくて、旅の覚悟を試されたかのようでした。
下って諏訪まで下ると温暖に戻ります。ホッとします。。
そのまま一気に高遠城址公園へ到着。
全国的にも有名な桜の名所です。
名字に桜の入る自分としては、信州の桜の名所に並々ならぬ情熱を持ち、
これから出逢うであろう旅人達との会話の中でも触れずに通過する訳には
行かないと、絶対寄りたかったスポットなのでした。
もちろんシーズンではないのですが、園内に足を踏み入れてみてすぐに迎え
てくれた立派な桜の木々と壮大な敷地に心を奪われる・・ぶどう棚のような
2m位の高さで並ぶ桜のトンネルを想像し、来シーズン訪れようと心に決めて
やや足早に園内を散策し先へと急ぎます。
R152からR361へ移り駒ヶ根方面へ。この道をいけば愛知の豊田につくのだ。
飯田を通過し、阿智を越え、道の駅信州平谷 で一休み。ここよかったですよ。
〜中略〜

18時前に愛知入り。流石に暗くなってきて、この日は豊田で一泊すべきか?
すべきだな!と思い名古屋を断念してトヨタへ向かう。
しかし・・大好きなホンダの仕事をしていた事もあり、意味のないライバル心
が沸き上がる。トヨタの膝元に枕を置くなど皆さん(親しいホンダの方々)に
悪いと急遽ルートを変えて、猿投グリーンロードという有料道路を駆使しして
名古屋市外に入りました。19時入り。
デカい街ですね ネオン街をぐるぐるするとマンガ喫茶を見つけたので、
深夜料金の23時までバイクを置いて街見学をしながら上がったテンションを
鎮めるのに必死だった事を覚えています。
毛布を借りて、高ぶった気持ちが鎮まるまで漫画を読みあさり、寝ました。

12日。
寝坊してしまい2時間延長・・
四国方面が台風との情報が入ったため途中安価な防水パンツを購入。
リュックカバーがなかなか見つからない・・旅で一番嫌なのは不安要素を
引きずる事だ。準備もソコソコなくせしてそこは慎重に構え、国道1号線を
下りながらアウトドアショップを見つけては立ち寄っていました。
桑名・四日市・鈴鹿も抜ける。亀山を超えてR25に入り板谷ICから名阪国道
に乗る。高速のようだけど無料国道、すばらしいなあ。
忍者の里伊賀を超え、次の道の駅針テラスに寄り都祁温泉でさっぱり過ごす。
まだ2日目なのに大分長く出かけたような感覚、風圧と埃にまみれた心身を
労りながら洗い流しました。旅の途中ながら100分ものんびりしてしまった。
軽くなった身体で出発。 天理を超えて西名阪自動車道へ。R166、R24と乗り
変えて和歌山を目指します。17:45夜の前に和歌山入り。そしてアルペンで
ザックカバーを無事買えたところで、、遠くに雷鳴が。 間に合った。
特に何も決めていなかったのだけど、四国に入りたい気がしてきた。
和歌山城横を抜けてとりあえず南海フェリー乗り場 へ行ってみる。
19時半到着だが、21:20分徳島行きがある。あ、乗ろう。
〜出港。フェリーの雰囲気が好きです。旅気分が膨らむ。運んでもらってる
実感というか、バイクを操る対照的な移動方法のメリハリが心地よいのかも。
23:30到着。おお、着いたはいいけどこんな時間だとは。。
徳島ラーメンも飯先もみつからず、野宿を避けたコインランドリーを探すも
どこも鍵がしまっている地域性かな?疲れていたし、見つけた健康ランドで
就寝。。。


大きな地図で見る

13日。
堂々と寝坊をし、朝風呂し頭を空にしてから、これからの予定を考えます。
うどんの日にしよう。
昼前に徳島を出発、讃岐を目指します。前年もバイクで来て4,5店はしごを
したっけ。四国に入るといつもおっきな亀の背中を走っているような錯覚に。
水に浮いたフワフワと浮き沈みする島のような、そんな感覚のなか田園地帯
を横に突っ切るように駆け抜けていきます。バッタのようでもあります。
R192を池田へ進む。あ、昨日の夜のうちに台風が抜けてくれたおかげで快晴。
台風一過は30℃を超えたものの蒸し暑さがなくて爽快だ。晴れは嬉しい!
阿波別街道の建設中の道の駅でさぬきガイドをもらい、下って下って金比羅へ。
嗚呼、1年ぶりなのに懐かしい・・旅の、戻ってきた感というものは格別です。
「やまうち」到着、閉まってる。「やましょう」で小を、次の大好きな「宮武」
でひやひやところっけ、旨い! 「めんくい」で小と、3件4玉はしごする。
そうだ、うどんは朝早いんだっけ。14時過ぎについたので山越や、赤坂 等々
寄れないところいっぱいだったけどまたこんど。
満腹の中滞在をどうしようか迷ったけれど、前年も来ているし次の四万十川を
何となくゆっくり滞在したいと思い、今日中に土佐に入る事を決めました。
R32を戻り、すっ飛ばすと19時半には高知入り、繁華街のはりやま橋 まで
早いうちに到着できてしまったよ。
バイクを止めるべく公園に入ると、警察に職務質問されてしまう。
しかし大型市街は自転車や有料自動車駐車場はあるものの、多くの荷物を
積んだバイクを安全に停めるところはなかなか無いものです。
・・・・更新してたのに途中で消えちゃって打ち直し、悔しい。。

やや強引に目の届きやすい市街地にバイクを置いて、竜馬の里カツオの里から
漂ってくる男気とおもてなし臭を感じる酒場に飛び込み、本場かつおのたたき
定食で一杯行きます。 その土地の名物を味わえるのも旅の醍醐味、スライス
ガーリックとポン酢で頂くたっぷりのソレは、疲れを癒しみなぎる力を本当に
感じられるほど旨かったです。良い店に出逢えたなあ。。

9-13.jpg
で、ネットカフェを見つけ就寝zzzzz

14日。
ちなみに、この段階では1日の使える予算を3000~5000円目安にしました。
美味い飯を食べるか、快適な眠りをとるか、移動を優先するか。
この三択で優先順位を決めながら、出来るだけ節約をしながらメリハリを
つけられるようお財布管理しています。
ですのでネットカフェの延長料金も勿体ないので7時には出て外で仮眠、
移動をしながら適度な所で昼寝して回復に努めていました。
道の駅かわうその里須崎 というちょっと惹かれる道の駅が目に
入ったので立ち寄ってみると、ちょうどかつおのたたきの実演をしていて
炙りたて叩きたての本場かつおのたたきをたっぷりと試食させてもらいました。
昨日とはまた違う風味と味わいで旨かったなあ。タダだと余計にね。
折角偶然寄れたので、名物の土佐丼 も頂きました。うん、いいね。
またも口の中を生にんにく芳しき状態となり妙に力が湧いた状態で、目的地
の四万十川を目指しました。土佐から110キロくらいありました。
~中略~

9-14-5.jpg
9-14-6.jpg

ひたすらに続いた牧歌的風景が途切れ、憧れた四万十川とご対面。
ちょうど陽が気持ち良く差し込み、川面がエメラルドグリーンに輝いて
迎えてくれた。まことに壮大でなめらかな姿は本当に惚れ惚れしちゃう。
上流へ向かい四万十川と並走を楽しみ、ぐんぐんと上っていくといつしか
道が細くなり農道のような雰囲気に。不安をよぎる道の狭さながら、
四万十川に沿って走っているのだもの大丈夫とひた走る。
きた、源流の標識だ。

9-14-14.jpg
4キロのダートコース。
歩くには良いが荷物積んだバイクには厳しく、夜迄の時間を考えて断念。
ここまでで十分堪能できたし次に訪れる楽しみちょい残しの言い訳で
この四万十川ライドを終えて、この度初めての予約宿へと急ぎました。
ライダーズイン雲の上 なんと理想的な宿でしょう!
バイク好きがバイク乗りの為に創ったような非日常感溢れる環境にちょっと
お洒落な建築物。近くの温泉へ行きスーパーで安酒とつまみを買いこんで
だらだらと贅沢な時間を過ごして早々に寝つきました。

ーーー
旅の序盤は淡白な旅と淡白な旅の記録且つ短くカットしているので
面白みにかけますが、続きはもう少し当時の記録としても振り返られる
ものにしておき・・ます。


NCM_3973.jpg

ユースホステルマップに書き込んだ旅ルート。
同じペースの旅をあと2回しないと、日本一周したと言えないなあと、
いつかの次の機会を楽しみにしています。



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写真データ、どこいったかなー
→ 古いPCにすこしだけあったので追加。

GWは旅の思い出


昔からゴールデンウイークは、その1年の旅のお出かけスタートとして
大事に計画をして、出かけていました。

特に高校に入り原付バイクを取得してからは、いろいろ出かけました。
上京し、19歳のGWに400ccのバイクで帰郷して川越街道で接触事故を
起こされた事やその時の対応も今となっては想い出です。。

GWって、天気がいいんです。
しかも新緑が芽吹く爽やかな頃で、冬の寒さから解放されるのびのびとした
気分で気持ち良く出かけられます。
何でもポジティブに感動できるような、そんな気持ちを皆さんもお持ちでは
ないでしょうか


2003年の7月に前職を辞め、秋の終りにUターンで佐久に戻ってきました。
もう10年になるのだなあ・・

その10年前、転機であった自分を試すような、勢いのような流れのような、
比較的軽い感じで、

東京から佐久まで歩いて帰ってみました。

結果としては天候に寄り一部電車のっちゃいましたが、
まる3日かかって、帰ってこれました。

そんな、あほうな記録を こちらのカテゴリに残していますので 

「もし関東大震災があって歩いて帰らなきゃいけなくなったらこんな感じ」

というご参考に、暇な時ご覧ください


奥多摩方面から秩父→秩父湖経由、国道299号で佐久へ。
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-350.html

ついでに、、

中軽井沢駅から自転車でディズニーランドを目指し、
旧中山道経由で日本橋についた記録はこちら。
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-271.html

しなの鉄道小諸駅から北国街道を追分宿へあるくとこんな感じ。
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-285.html

記事にしていないですが、佐久平から善光寺まで勢いでいってしまったときは
運転時間は5時間でした。 
帰りはしなの鉄道に自転車たたんで楽チンに帰ってこれました。




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先日、早めのGWとして 八ヶ岳のリゾナーレへ行ってきました。
その様子も機会がありましたら紹介します。

旅の記憶を 分けました。


軽井沢の状況発信よりも反響がやたら多かった じぶんごと。


ああ~ドラム缶風呂の人。

ピザ窯を作っている方

東京から歩いて帰ってきたひと

自転車でディズニーランドいった人


という認知が多かったようで、
星野の人、不動産業の人という印象を外したかった自分としては嬉しいものでした。
いち住民の興味というもので、人間の輪が広がっていくのが嬉しかった。

個人の状況のじぶんごとが増えて来ていますのと、
今までの旅の事も少し振り返ってみたいと思い、
カテゴリを分ける事にしました。


カテゴリ 【 さくらい 旅の記憶 】

http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/category28-0.html


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上野村のおじい。
懐かしいなあ・・・

まだまだバタバタが継続中ですけれど、少し気分を変えて旅で経験してきた
人生観なども交えながら バイクでの日本一周や 普通の旅情報もアップして
行きたいと思います。


もう少しバタバタ・・・ がんばります。


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東京から信州へ歩いて帰った・5 完

こんにちは。
夏前に完結するつもりがバタバタづるづると。。
本格秋に入る前にさらっと完結しておきます。

おじいに拾われたくだり 及び、前回の水を探すところが ピークなため、
わりと淡白におわりますがご容赦ください。

前回まで
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-category-16.html

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「水・・の 戸??」

なんだか、頭で考えるよりも先に身体と感覚が反応。

よく記憶していませんが、5分くらいさまよいましたが、
恐らく最短ルートにて水を捉える事ができました。

この碑より南にどのくらいか進んだところに小さな滝壺があり、
どうだろう、ちょうど180cm弱当時あった身体が、すっぽりと両手で水を
すくったような形状の自然のプールに きれいに収まるような形でぷかぷかと
浮かんでおりました・・・
(はしょりましたが、条件反射的にバックだけ投げ出して飛び込みました)


スポンジが水を含むようなという・・
いや、どちらかというと、「干しシイタケを水でもどすような」。

とにかく、どざえもんのようにうつぶせに水に浮き、そのままの状態で
顔をつけたまま水をゴキュゴキュ飲めるのか試してみて、飲めまして。
プールの中で水を飲み込むような要領で、とにかく大量に大量に水を体内に
とりこめるだけとりこみました。

肌に潤いというものが戻ってきたころ、
シャキンと意識が呼び戻りました
15分くらいで干しシイタケは生に戻りました。


あのときの生き返った感の爽快感は、忘れられないなあ。。

ヒトは蘇れる生き物なんだと、こんなことながら納得。
前向きでいることが大事です。なんでも感動的に捉えられます。

しばし休憩をし、再度そのすくった手のようなプールへ飛び込み
洗濯機のようにゴロゴロジャブジャブ転がって(笑)
飽きるほどに山の神様の恩恵を授かってから 歩き始めました。

気力がみなぎります。
間違いなくパワースポットでした。


気がついたらいつのまにか 頂上部の『十石峠』 にさくっと到着。
13時過ぎ、歩きだして6時間ほどでありました。

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ここから長野県!
あとは下るだけ!知っている道の筈だし、まだ明るい!
夕方には家についてしまうんじゃないかと思えるとまた気が楽に、
足取りが軽くなって進みます


ダムやら渓流やらの脇を 2時間ほど下ったところで、
今は無き「臼石壮」という公営の温泉施設に到着。救われたーー

待ちに待った食料を胃に入れる前に何故だかスプライトが飲みたくなって
(多分比較的近所だったばあちゃん家の田舎の思い出・・)
ぷっしゅ~と一気飲みして胃が痛い痛い! それも今や嬉しい安堵感に浸って・・  
そして温泉へ!

そりゃあもう 滲みますよ 
Gパンで擦れて皮がめぐれあがった内股真っ赤で血がにじんでるし 
しばらく足湯して、股に水掛けて風呂入って痛さで飛び上がって、
水掛けて半分入って上がって水かけて、、そんな拳法の修行のような姿を繰り返して
やっとこ全身浸れて よくよくカチコチの全身をほぐしました
温浴効果は素晴らしいです。有り難いです。 

風呂上りは山菜そばを一気食い
家が近く感じると、久々の親の手料理を暖かくほおばりたく思った 
なので昼は軽めに済ませて早々に出発。時刻は16時だ。



ここからが長かった。。
記憶の深い知っている道に出てしまうと、「あと○km ○分進んであと○km・・」
現実的な距離が見えてしまう。
これほど長く未知な道のりを超えてきたのに、それが見えてしまった段階で、
疲れとは全く別な重い足取りとなってしまった。
良く行ってた友人宅まで50ccの原付バイクでで15分くらい 歩くとどの位なんだ? 
8kmくらいか 何分だろ、、そんなことばっか考えちゃってガマン比べみたいな心境に。 
もうちょっとなのに、日がすっかり暮れてなんだか最後苦しかった。


我が家への到着は 21:20分! 
友人宅から2時間かかったよ
「なにで帰って来たの?」「おー 歩いて」「・・・」

多分途中で帰るよと連絡した時の雰囲気と帰郷時の服装で 
歩きと言う前に察してたのでしょう なんか呆れてたのかリアクションに困ったのか 
反応なくってこっちが困った苦笑いの久々対面でした

「ア”---」ってして すぐ風呂入って爆睡 終わった達成感はその日はなかったなー 

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翌日も足がガクガク意外はふつうに休暇を実家で過ごし、実感が湧いてきたのは 
GW明けて仕事が始まり、「徒歩帰郷」とともに正式に辞表の意を伝えられた時でした。

迷い無く言えて受け入れられた時、初めてやりきって良かったという達成感が湧きました。
あのときの感覚は また、忘れられません。。


ゴールが見えるまでの旅はすごくわくわく
一つの到達点を過ぎ終点を意識し始めると、旅が変わる思いをした最初の旅

準備や危機管理 太陽 自然 達成感・・
得たものの多い ターニングポイントとなった自分試しの旅でした やってよかった! 
その後その年(Uターンの2003年)は北海道ツーリングを皮切りに日本一周、再沖縄旅、
地元を知る旅などめいっぱい飛び出すことができたのでした。

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そして2007年に歩いたルートをなぞった原付バイクでの旅 。
2日目早朝に出発した秩父湖ユースーーー佐久の実家までの距離が 
約130kmくらいだったかな 。

2日目が10時間、3日目が14時間強歩いて移動した距離を、
えーと、、 “4時間”で通過!

坂は40キロしか出ない原付ですよ 公道車最小単位のモンキーでその時間。 

徒歩から馬から鉄馬へ そして自動車へ・・・

凄いなあ 現代って。

便利だなあということを、昔の思いを馳せながら自力で体験してみて、
且つ別の移動手段と比べてみて単純に実感。。
ただこれも比べてみて分かったこと、便利であることから受ける恩恵に
対しても「感謝」を深く感じ得ることのできる体験でした。


ええと、自転車旅同様 歩いて帰ると3日かかると言う事実と、
原付バイクでは5~6時間で佐久・軽井沢まで入れるよというデータです。
きっとお試しになるかたはいないと思いますが(笑)
それでも関東大震災が万が一あった際の来軽ルートのひとつとして
片隅に記憶しておいて頂ければ幸いです。


永いお付き合いありがとうございました。

リクエストがあれば、
不定期な日本一周旅情報も小出しにしていきます。



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東京から信州へ歩いて帰った・4 水の神様

こんばんは 

今日で5月も終わりでしたね 早いなあ
京都で年越しをして、 もう6月。
特に芽吹きが進んでからは、冬が随分昔に感じられます。
って、なんども言ってますね(笑) もういっか


5月の終わりに歩き旅を更新しておきます。
梅雨前には完結しておかないと これから野菜の成長も進行しますしね

では


===
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-category-16.html
前回まで も。


・・・道 ないじゃん。


そのときのボクは、呆然というよりも・・ ちょっとニヤケていた 

朝から快晴でまだ9時半だったからそんな余裕があったのでしょう、無計画の旅っておもしろいなあ 何が起こるかわからないとこが冒険っぽいと。 予期せぬ事態とかハプニングは旅のエッセンス~ などととテンションが妙にあがってしまっていた。 ・・若かったなあ


昨夜おじぃに 呪文のようなお守りを貰ったんです


「ほー 歩いてきただかーい。 こん山道をー てっくらてっくらー てっくらーてっくらな~~」

「んじゃー明日もあるくだぁーな~ てっくらーてっくらーかぁ~ そーあわてにゃぁー てっくらーてっくらーいかざっつぃ~~」

てっくらてっくらいかざっつぃ~
この呪文は この後の、いろんな旅のお守りとなりました。
旅のみならず、切羽詰った時や冷静になるべく時に想い出し、落ち着ける有難いお守りです。 てっくらーてっくら~
(今の仕事でも使ってます。慌てる事態に、冷静を取り戻せます 慌てたって解決しませんもんね)


国道299号線が分断されていたものの、迂回路の標識を見つけた。どうやら国道以外の道がありそうです。
標識に沿って、渓流沿いの山道を南へ向かい始める。距離表示はなし、いったいどのくらい歩けばどこかに出るのだろう・・・ 

数キロ渓流沿いを登ったでしょうか 
その先に、これまた日本昔話に出てきそうな山間の焼きイワナが旨そうなイメージの一軒宿があり、その脇に「十石峠方面」の矢印とともに 『林道 矢弓沢線』 の看板が。ちなみに宿は開いてなかったので食事にありつけず 国道寸断の影響でしょうか


林道を、登るのか・・・ 299にさえ乗っていれば、とりあえず知ってる町まで出るんだ! という安心感に支えられていた徒歩旅だっただけに、このわき道・林道走行になった途端 一瞬不安で暗黒めいたっけ でもあまりの快晴っぷりに脳裏の暗黒すら数分後には晴れてました。けっこう単純 それ以来「お日様って、ありがたい」を旅に出るたびに感じてます

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(林道の側道の写真だったかな? とにかく細い荒れた林道でした)


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林道を上り始めて1時間、朝から計4時間経過の11時
地図はないもののかなり標高の高さを 紫外線と水分の蒸発具合で感じはじめていた。 
顔はチリチリ焼けて鼻の薄皮がパリッと裂けた それをピリピリ裂き広げながら歩き続ける・・ もう既に脱水です。

GWだというのに通過した車は1台だけ 水の気配もない。 おじいの家を出てからそういえば店も自販機もなかった 

それでもまだ気力は普通にあり  あっ・・ と今朝のおじぃからのおみやげを思いだし、
バックを草むらに放り投げガラガラのバック内をガサゴゾほじくって 「サンガリアよりマイナーな缶コーヒー」を取り出した


ぬるく甘い缶コーヒーは、乾いたノドには最悪です(笑)
ただ、のど越しが悪いからこそちびりちびりと潤して歩くには丁度良くて腹持ちもよい、今の環境に適した液体であった。助かったー こいつで約2時間持ってくれたのでした。


いつしか正午をすぎ、まだまだ果てしなく上り続ける人気のない細い林道。 途中何の看板もないのでどのくらい歩いたのか検討もつかない それでも焦らず 「てっくらーてっくら~」 時に無意識に口ずさみながら 小さな歩幅でジグザグに上っていく。 早足で歩いたって距離感が分からないからとにかく一歩一歩を焦らず疲れず着実に進むことだけを純粋に考えながら、ジグザグジグザグと負担を軽くして歩いていきます

飲み干してからどのくらい歩いたろう、 次の脱水の波が来て、今度は舌と上あごが張り付きはじめる。
まぶたも張り付くしピリピリ破いた薄皮は ほお のあたりまでピーと延びてるし、Gパンだから内股のすれがひどい マメも痛いし何より息苦しい。
ちょっと やばいかなー と本気で思い、道のはじに座り込んで20分くらい車を待ってみた。 こない。 林道なんて・・


休んだ分、足取りが重い
太陽が眩しすぎて逆に足元ばかり見ながらうなだれて歩き始めた
そんな状態で1時間うろうろ。 あー 大丈夫かな・・・
木の皮むしって水分とれるのか? 新芽モシャモシャ食べたらお茶飲んでる気分になれるのか?? 木の根元どのくらい掘ると水出てくるんだろ・・ なんてことを、かなり本気で考えるほどカリカリに乾いたサクライのかすみ目に、、、




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「水の・・戸 ??」


水の気配だ!

こんな碑があって水が無いはずがない

水音はしないものの、極限までに研ぎ澄まされた五感をを頼りに
山林内部に突っ込んでいったのでした



つぎ、たぶん最後です。


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旅には チョコとかカロリーもの、あと水分は必ず準備して臨みましょうね。

東京から信州へ歩いて帰ってみた・3 ≪道が・・≫

こんにちは。
軽井沢ハーフマラソンを観戦してきて、挑むことへの情熱が湧きつつあります。
風越公園のプールもそろそろ再開させて、心身ともの健康を目指します


===

つづき。

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前回おじいに拾われた様子。
http://sakuraikaruizawa.blog33.fc2.com/blog-entry-353.html

夕暮れ時にお寺でおじいに拾われ、ついてゆく。

上野村というところがどういう場所かなんて全く予備知識も持っておらず、また地図もないのでどこに位置するのかも全く分からなかった。 
ただ、夜は暗闇の中にポツポツと明かりがある程度で遠くせせらぎの音が聞こえたような気がするし、実際聞こえてなかったと思うけど耳の奥にふくろうの 「ホゥ、ホーゥ」 という鳴き声が連呼していたような そんな雰囲気の怪しい夜を記憶してます。。

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薄暗いおじぃの家は、古民家に手を入れてきたようなでっかく古い土間のある家でして 数年前に作ったのか作りかけなのか分からない味噌樽と大豆・あと農機が散乱している、ほんのり発酵臭が漂う昭和初期の佇まい。 ガチャガチャTVとちっこいボンボン時計から発せられる音がなんともレトロな空間を作り出しておりました。

おこたに通され ここで初めて

「どこからきたびゃぁ~」 とおじぃ。

東京から実家の佐久に歩いて帰っている途中を告げると


「はやっちょるじゃかーい?ぜんげつもばあさまがあるいててとめちょったじゃじゃょ」

と余り驚きもせずに淡々とそのばあさまの話をし始めた。
ちなみにおじぃは90歳ちかく、息子も皆定年を迎えて年1回くらい顔出しにくるとおしゃってたので年齢的にもそのばあさまと何かあったとは思えないのだけど・・チョットニンマリしてた表情が怪しかったので一瞬お茶のニオイを嗅ぎ直した(睡眠薬なんぞあるはずがなく親切心なのは判っていつつも、昔話のようなシチュエーションが警戒心を高めさせる独特な雰囲気だったことをお察しください・・)

はらへっちょるじゃろ、喰え!

と出されたものは、冷ゴハンの上に生卵そのまんま乗っけたものといわしの缶詰。箸が刺さってる・・ 
それでも疲労しきっておかしかった胃を落ち着かせるには十分なごちそうで、あのまま寺で寝ていてはありつけなかったものですから 有り難くて嬉しかったなあ 
その後に用意くださった「タイルとステンレスの小さなお風呂」には、半畳ほどの正方形空間がこんなにも心地よいものなのかと驚かされた。  嬉しくてあぐらのまんま 浴槽でぐるぐる縦に横にまわったりもした。何かを洗い流したい洗濯機を想像していたのだろうか

足のむくみとともに警戒心もほぐれ、 お礼におじぃの肩をもみ
おじいのお茶のみ仲間のように2時間ちかく話し相手をし、重たい布団に潰されて就寝しました。

・・ボンボン時計のカチコチが気になり眠りが浅かった


おじぃの朝は早く、遅くまで話した割には5時には起きてガサゴソ。 
そういやぁコケーって鳴いてるし どうやら庭でニワトリを放し飼いしてるようです
7時前には昨夜と同じ食事を頂き(いわし缶が何かの蒲焼にUP)お茶を飲んで昨夜と同じ話を聞き、早めに出発することにしました。

出かけに 「これぇー もってけぇーぃ」
と渡された、サンガリアよりもっとマイナーな缶コーヒー。
飲む気がおきないほど古く怪しかったのですが、気持ちを有難くバックの奥に放り込んでおいた。 
これも後に「神の一滴に・・」


見ず知らずの怪しい若者(当時)を泊めるなんて、結構勇気がいることじゃないのかなぁ 
気遣いの要らない、さりげないおもてなしがホントに嬉しくて、
当時お守り代わりに永く忍ばせていた「弐千円札」を、そっとお礼の一文とともに置いてきました。


朝7時半におじぃの家上野村を出発し、1時間くらい歩いたところで 事件発生!?

img73ca70adzik9zj.jpg



・・・道が ないじゃん

長野に続く国道が、地すべりかなにかで分断されていたのだ。
どうりでゴールデンウィーク中なのに 車がいないわけだ。


 つづく


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いまはR299復旧しています。秩父経由で八王子方面行くには便利です。

東京から信州へ歩いて帰ってみた・2 ≪おじい≫

じぶんごとが続くのはバランス悪いと思いつつ、新緑の風景を追えていませんで
前倒しでもういっかい分 更新してみます。スミマセン
でもご紹介ものよりも拍手や反応が多いのは 変わり者への興味でしょうか(笑)

ーーー

ユースでの朝。驚くほどに寝ざめがよかった
当時の一人暮らしでは極度に朝に弱く、朝食を食べない習慣だったし
食べる気にもならなかったのに、なぜか朝食も予約してて食べている。 
もりもりおかわりなんかしちゃってるしごはんが美味い!

それが後に寿命を延ばす事になったのである。。 
旅のごはんは食べられるときに食い溜めしておくべきだと覚えました。

食後に朝風呂して早めにチェックアウト。
秩父湖から長野方面に出る道が、もらった町の観光マップには載ってなかったので
とりあえず 「終点」 の三峰口まで戻って歩き始める。 
雨上がりの爽快な空の下、新緑と青く輝く秩父湖がすごくかっこよかった!
(写真なし・・)

imge0f9ca5azik2zj[1]
50分位歩いた頃かな? 後ろからバスがきたので駅まで乗る。
あとで知りましたが駅から秩父湖までバスでも40分の距離でした。だいぶ遠かったぞ

≪ 秩父湖と三峰口界隈マップ ≫

駅について観光看板をみると、目的の国道299号線へ出る手前に 「両神村役場」 を発見。
駅からまただいぶ山を登って役場へ寄り、界隈のマップ頂きにを尋ねるも またも大雑把な
ディフォルメされたものしかもらえなかった。 まあ、まあ、国道まで出れれば迷わない限り
知ってる町に着くはずだしいいや 天気いいし などと能天気に歩いていると、
何やらお遍路さんっぽい方々が単体で数人視界に入ってきた。

人がいるだけでこんなにも心強いものなんだなあ
特に会話を交わした訳ではなかったですが、1時間半くらい付かず離れず一緒のペースで
歩いていてかなり気分的に楽だった。
そして、いつのまにか299に出ていてお遍路さんは消えていた・・ 何処へ??

この国道299号線に合流できたのは11時頃。
ここからは延々と、もう延々と距離も分からず独りで歩き続けてました。 

GWなのに、車も3台バイクが3台くらいしか走らない・・
徐々に長閑な建築物がみえなくなり、農村から終わり山道に差し掛かります。
・・なんと表現いたしましょう、これから向かう方向を見上げると、
山が4層にも5層にも重なっている姿が視界に正面から飛び込んできます。

歩いて越えられる峠なの?どのくらいかかるんだろう、検討もつきません。
でも、不思議と躊躇なく、一歩一歩 歩み始めました。 


imgd995c6fczik6zj[1]

峠を2つ越えた。 気が遠くなるほどに歩くだけ歩いて、
商店はおろか民家もない場所で偶然買っておいた缶ジュース1つでちびちびとノドを潤し

16時過ぎに やっと建物が見え始めた。
群馬県中里村という小さな集落に辿りつけました。

既にマメできてるし脱水だしGパンの内股が擦れてヒリヒリです。
やーーっと空いてるお店を探し出しきのこうどんをすすりこんだ。ふへーー

img439da461zik2zj[1]
夕方なのに開けてくれたおばちゃん。温かかったです。。
小一時間ほど休憩をとり、この村に宿泊施設が無いことを聞き、・・また歩き始める。
この村でも地図は入手できなかったよ。 でも距離感が分からないことは時にプラスに
作用することがこの旅を終えて分かりました 


恐竜王国という怪しげな施設を横目に通過して、夕暮れがかった頃に上野村に到着。
 
先ほどの集落よりはおおきいし道の駅っぽいものもあったけども既にどこも空いてない。 
電話ボックスから僅かな民宿を探すも、GWなのに!どこも定休らしく見つかんない。。

日焼けも汗だくも血も出てるし野宿は嫌な疲労感。
「困った時の寺頼み!」を思い出し、町の看板から3件のお寺を尋ねたが、
どこも小さく無人であった  嗚呼・・・


すっかり日が暮れた。

3件目の寺の縁側で途方にくれており、無人ながらふすまが開いていた本道の板の間に
このまま寝ちゃえ! と覚悟を決め横になったタイミングで、 

まさにそのタイミングで 『おじぃ』 登場。 一瞬妖界に見え、たじろいだ。


「なぁにしてるだやぁ~」 とおじい。

「あのー ここ、今晩寝てもいいですかね?」

「ここぁー 自治体で管理しちょるじゃけー
 皆に聞かな、いいってー言えん○÷☆×・・・」おじい。

しばらくは自分が怪しいものでも忍びでもないことをアピールし続け、
困っていて仏様の下で眠りにつきたいことをゆっくりと伝えた。


「じゃぁ~ ついてくるがいいに。」 とおじい。


小学校の頃観ていた 日本昔話のようなシチュエーション。 
冗談ではなく妖怪のたぐいの奇を感じていたのは疲労しきって朦朧としていたからか、、、
かくして、おじいに拾われとりあえずおじいの屋敷らしい建物に向かうこととなった。 
けっこうマジでビビっていた26歳のサクライ・・・

img8314f363zik9zj[1]


しばらくさきに つづく。


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しばらく軽井沢界隈情報に戻ります。。
プロフィール

さくらい・かるいざわ

Author:さくらい・かるいざわ

ようこそ 『軽井沢に暮らす~遊楽山荘~』へ。
ここでは、軽井沢の別荘で暮らしてきた自分の体験から 遊びや楽しみ方美しさ素晴らしさを感じられる 「きっかけ」になれればと、 また離れた地からも身近に感じてもらえるよう 軽井沢のふつうの日常姿を気負わず緩めな発信で続けていきます。

仕事を通じて知り合った方々との、その後の繋がりを大切にしたい。 別荘ライフ軽井沢暮らしを始められた方々との交流の場にしたいと始めたものですから、気軽に相談やコメント頂けると嬉しいです。

それではどうぞ、宜しくお願い致します。

あ、過去の記事にも対応しますので気軽にコメント下さいね!さくらいが喜びます。

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