こんにちは。
昨日は久々に、軽井沢で過ごす何もない休日でした。
薪づくり!丸太の玉切り!と 気合いを入れて起きたものの、
いつ降り出すか分からないどんよりしっとりした気候でしたので・・
力仕事は辞めて、庭木の剪定や雑草取り、川の拡張とともに
いろいろなものを燃やして過ごしました。
湿度の高い時は「焚き火」に限ります。
しけった空気が炎の周りだけ、からっとチリっとして
肌に伝わるあの暖かさがたまりません。
ちょっと・・湿度の高い時は煙もおおく燻されますけどね

ゆったりとした時間が流れる中、庭をデッキの上から見下ろしていると、
ここ2年程休んでいた 『造成魂』 に久々に点火しました
「ドゥーパ!」の特集が面白かったのと、
これから近場で建築を始められるお客さんとの食事が楽しく、そのなかで
庭先にこんなの作ってあげたいな~といった感情が湧き湧きしてきまして、
まずは試して創ろうとなってみた訳です。
広がった庭の「リビング」の一角に、アイランド式のキッチンスペース
の、役割をする空間を創るかな。シンク(風スペース)とグリル、
オーブン(ドゥーパ!式の2段窯を作ってみよう)と作業台を備えると
遊び易いだろう。下の囲炉裏スペースにも食材を下ろし易いだろう!
など浮かんできます。楽しいひとときです。
あとひと月内に、氷点下を記録する日もでてくるでしょう。
まずは基礎うちをしておくか、構想を練って春先からの仕事に
するべきか、悩ましいところですけれど、天候と時間を見ながら
自然に身を任せやりたいように進めていきたいと思います。
ちょっと自分の造成魂を奮い立たす意味で、2回程アップした
にわいじりのその後を残してみます。


谷下の地なので、土がなかなか運べません。ですので敷地内の通路脇を、
70センチ×7メートルほど削り、ひたすらクワとスコップで下の敷地へ
下ろしていきます。けっこう重く単調な作業・・靴のなかにも土砂が入り
どろどろな作業でした。懐かしい・・

地盤が緩い場所を掘り起こして行くと、「温泉か!!」と一瞬驚いたほど
こんこんと鉄分を帯びた水がわきでてきる地点が!
含有量が一定の基準を充分満たしているでしょうから、25℃なくとも温泉です。
温度から鉱泉に属するのでしょう。凄いなあ。
でも造成を進めるにあたって、水気は良いばかりではありません。
沁みてしまうので、ちゃんと水の流れる道を造らないと。
いくつかそんな場所が見つかりまして、その周りを掘り、トレンチを沈めて
砂利や石を埋めます。

そうすると地面下の水分や湿気が、この穴の空いた塩ビ管の中に集まって
繋ぎたい方向に水が流れるようになるのです。
砂利があまりなかったので、古屋に残置された大量の古ーい陶器類を代用。
手伝い(いや、冷やかし)にきた友人達を巻き込んで
「皿割り祭り」の開催です。


思い思いの、適当な願いを書き込んで、でやっ!と叩き付けます。
良いストレス解消になった様子。
いやあ、あの砕け散る陶器類の軽やかな音・・爽快でしたよ。
砂利の変わりとして十分な厚みが確保出来た所で、その上に適度な
板を敷いて、土をかけて埋めて行きます。
口を出している塩ビ管からチョロチョロと水が流れ出します。
竹で「ししおどし」を次は創ろうか。
秋も深まった頃、お師匠に石垣の組み方を教えてもらう。
以前に適当に組んでみた姿とは、斜度が全く違いました。

教わった姿を真似しながら、また組んだ隙間に土や雑草を詰めながら、
崩れないようしっかりと密着するように、圧が分散するように組んで行きます。


平地のベースが完成!
その勢いのまま、建物ちかくの削った場所も、崩壊しないように組み上げます。

んー石が小さいからか、ちょっとヘタ。

このスペースの組みは割と気に入っています。
これで、土圧で横にずれないような対策ができ、ついでにプランターの
ような植栽スペースと、翌年完成した「ピザ窯」への通路が完成しました。
その後の落ち着いた姿は・・
あんまり記録に残していないので天気のよい時にでも撮影してきます。
あ、敷地内に「池」もちゃんとしたものを創ろうと決めたんだ。
地下の伏流水が落ち着く11月の中旬位から、徐々にベースづくりを
始めましょうか。
来季は庭先で「ニジマス・イワナ」がつかみ取りできるような、
そんな庭づくりも目指していきます。
できますよ!2年休んでしまったので今は意欲的であります

(同僚さん、手伝ってください)
他にも庭をいじっているスペースがありますので、
またそのうち・4も更新します。
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