'09年 軽井沢花歴 8月の夏花たち。
こんにちは。
お盆を過ぎてから、ちょっと肌寒くないですか?
火曜日は少し早めに帰れたのですが、6時前の夕暮れのオレンジ具合に
秋の足音を確実に感じてしまいました。

軽井沢の夏は、お盆まで。
毎年の事ながら、覚悟して迎えますのにどんどん日が短くなって行くこと・
帰りがけが妙に涼しく感じること、短く儚い夏を振り返ってみまして、
うーん・・足りない、圧倒的に夏が足りません。
ではどうしよう? 残りの夏を楽しむこと! 暖かい地へ行く事の想像。
仕事柄叶うかまだ未定ですが、、ダイビング病が疼いてきています。
メリハリも大事ですからね

さて、8月の花歴を更新します。
今回の花歴で、およそ1年サイクルしたことをお気づきでしょうか。
昨年の今頃の植物はこちら。
重複するものもありますが、写真が違うとまた受ける印象も変わりますね。
今回の花歴で、記念すべき今年の100種目となります

たいしたものです!ガーデナーチームの皆さん。
改めて、本当にありがとうございます。
ではでは、今回の紹介を進めましょう。
◆ツリガネニンジン (キキョウ科) 撮影8/11日


この「ツリガネニンジン」は、以前紹介の「ソバナ」の仲間でして
花の姿はよく似ています。
ただツリガネニンジンは、写真のように花の付き方に特徴があり
茎から輪になって花をつけます。 おお、可愛い。
『ツリガネニンジン』は、その花がまさに釣鐘のようで、
その根が白く太いので、朝鮮人参のようだから
『ツリガネニンジン(釣鐘人参)』となりました。
ちなみに別名が「トトキ」と言って、山菜として人気があるようですよ。
◆ミズヒキ (タデ科) 撮影8/11日


去年の「植物だより」 にて名前を覚える事ができました。
茶花にも向く素朴な花で、また縁起物でもあるので気に入っています。
何といっても花が小さいので、アップは上記からご覧下さい。
30センチ程に穂が伸びて、小さな花がついています。
そしてその花ひとつひとつが、上から下に赤から白へと、
グラデーションのように色づいています。
そのため、上から見ると赤くて、下から見上げると白いので
祝儀袋などの飾り紐である『水引』に見立てられたそうです。
日陰などに多い花ですね。
今年はまだちゃんと見れてないので、庭先で積んで生けてみましょう。
◆アサマフウロ (フウロソウ科) 撮影8/12


この「アサマフウロ」は、星のやに2株あるだけだそうです。(観てみたい)
「アサマ」とはズバリ浅間山のことで
「フウロ(風露)」とは、花が露に濡れて風に揺られている姿を見立てたと
いうことです。 んー 風流ですね。
『アサマフウロ』は近年個体数が減り、絶滅危惧1Bに指定されているそうです。
星のやでは、たくさん子供が育っていて、徐々に増やして行く計画ですって。
毎年開花の頃が楽しみですね!
株が増えたら、ハルニレ テラス界隈へもお願いしますね。
◆ノコンギク (キク科) 撮影8/14


「ノコンギク」は、漢字で『野紺菊』と書き、
野原に咲く淡紺色の菊ということで「ノコンギク」となりました。
昨年は9月に入ってから満開を迎えたようですので、
まだまだ見頃はこれからのようですよ。
さて、軽井沢の植物だより&花歴が四季を通じてお届けできました
ことで、ここで少々ペースダウンさせて頂こうと思います。
ガーデナーチームもこの時期からの諸々が、本当に大変なんですよ。
ボクの更新頻度が遅いので、あまりペースダウンを感じないかも
しれませんが・・こちらも秋の野草は茶にも使うので、もうちょっと
ゆとりをもって野に下りようと思います。
あれ、そんなことばかり言っていますね(笑)行いますよ。
ではでは、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
お時間ありましたら、カテゴリのいちばん上の植物だよりの
バックナンバーを覗いてみてくださいね。

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